リゼも、重い過去を負っているのですねぇ……。そしてさりげなく格好いいお兄様に、つい、涙が(ノ_<
悲しみを共有し、乗り越えてきた二人だからこその強い絆が伝わってきます。
作者からの返信
はとりさん、ありがとうございます!(*‘▽‘ *)∩
今回はリゼ視点での回想エピソードをお届けしました!
11話にて、リゼに病気で亡くした妹がいたことに少し触れましたが、ここで初めてその名前と、彼女が死に至るまでの詳細が語られています。
リゼがメルのもとに訪れてからしばらくの後、孤児院から里親のもとに引き取られた彼女の妹、フローラは、リゼより二つ年下で、リゼがラウシェンバッハの家に仕えてからも度々二人で会っていたようですが、リゼにとっては唯一、血の繋がりのある家族だったので、その喪失によって彼女は数日間、食事が喉を通らないほどの相当な精神的ダメージを受けました。
そしてまだその傷が癒えない中、今度はメルが同じような病に倒れたことから、彼女は自らの命に代えてでもメルの命を救うため、忌まわしい記憶の残る故郷へと赴き、メルの兄であるエルヴィンと共に死に物狂いで薬草を探したのでした( ;∀;)
また生前のエルヴィンは、極めて颯爽とした好青年でしたので、その妹であるメルはもちろんのこと、リゼもまた彼のことを深く慕っていたようです(*‘ω‘ *)o"
リゼの献身が心に沁みます…。
とても良い従者ですね。
それがあんなクンカクンカ的な間違いを犯しそうになる
なんて……ww
でもそんなギャップも彼女の良いところですよ。
そしてこう言った一途な献身を持つ従者がいる主は
何者よりも輝けるのです!
メルセデスの魅力がまた一つアップですね!
作者からの返信
鋼鉄の羽蛍さん、いつも感想をお寄せくださりありがとうございます♪(*´▽`*)o
リゼが最初にメルセデスのもとに現れてから11年ほど経つのですが、その間に二人の関係は非常に濃密なものへと変容していきました。
その変遷は、同い年の友人 → 侍女(従者)→ 心友 → 姉妹のような関係 → 現在(幼馴染にして非常に良き理解者であり家族でもある)……といったように、時を追うごとに二人の心理的な距離はどんどん縮まっていきました。
こうしてリゼが居るからこそ今のメルセデスがあり、そしてその逆もまた然りといった具合に、今ではお互いに切っても切り離せない『自身の半身』のような存在になっています。
そんな中、リゼはそこからさらに一歩深い場所へと己の足を踏みだそうとしており、メルはそんな彼女の気持ちを知ることになったというわけで……ここから二人の関係がどんな風に変わっていくのか、引き続き見守ってくださると幸いです!(*‘ω‘ *)∩