( 4 ) カード
クローバーの10
が、小さい頃から好きである。
これは、カードの話。
日本で言うところの、トランプである。
クローバーの10
が、一番マークがバランスよく並んでいるように感じて、
見ていて気分がいいのだ。
。。。。。。。。
アガサ・クリスティーの小説の中に、「ブリッジ」という、カード (トランプ) ゲームが出てくる。
カード遊びは、占いにしても、対戦するにしても、1人でもくもくと遊ぶにしても、遊び方が詳しく説明されている本を読めば、だいたいすぐ出来るようになってしまうので、マスターするという感じでもないなー、と甘く考えている。
ただ、小4の時に読んだ、小説の中に出て来て、話の流れにかなり重要な役割を果たしている、「ブリッジ」というカードゲームが引っかかっているのだ。
その小説を読んだ時は、巻末の、ブリッジの説明が紹介されているところも、しっかりと読んで、
出来る人になろう、イギリスにでも行った時に、もしも誰かがブリッジを始めたら、さりげなく参加して、そこそこ ( 出来る奴、来た!) などと思わせたいなー、それいいなー、などと、プレイヤーの1人として参加出来ている自分を想像して、勝手に意気込んでいたものだが、
読むには読んだものの、はっきりと理解しないまま、ブリッジに参戦する場面にもぶつからず、今に至る。
現在は、どうだかわからないが、かつてのイギリス人は、カードと言えば、ブリッジ、というくらい、みんな遊ぶことが出来たらしい、と知った記憶がある。
私は日本人なので、そんなにイギリスの風習に、こだわることもないのだが、
「やってもやらなくてもいいことを懸命にやろうとする」、
例の、ムダな、本気のやる気、である。
まだまだエネルギー切れてませんよーぅ、
。。。。。。。。
「これは、こうでしょうー、、おう、ハートそろった。」
、、、、やってしまっている、7ならべ。しかも、1人で。
、、、、ブリッジ、むずいっす。
ムダ本気のエネルギーは、まだまだ切れてませんが、カードが全て表の姿で並べられている、という景色が見たくなってしまいました。
もちろん、ブリッジ勉強中ですよ。
かなり、わかってきました。
( この作品でいうブリッジとは、コントラクトブリッジで、わが国 ( 日本?) で一般に行われている、セブンブリッジと呼ばれる麻雀に似たゲームとは、異なる )
のようなことが、小説の末の説明には書いてある。
セブンと出てきたので、7ならべをやるか、と思いついたわけで、なんかおもしろくなさそうな気配がしてきたコントラクトブリッジから、ひとまず距離を置いてみたわけです。
で、ハートがそろったところで、気をとりなおして、
もう少し、もう少しだ、もう少し読み解いて、なんとか知りたい、わかりたーい、出来るようになりたい!と、コントラクトさんと向き合う。
何がむずかしいのか、探してみると、
1人で遊ぶゲームではないから。
ゲームの流れを想像しながら覚えなくちゃいけないから。
など出てくる。
でも、そんなの乗り越えて、たかがゲームじゃないか、
楽しもーぅ、
と、さらに、コントラクトさんと向き合う、
仲良くなる、とまでは、まだ先としても、私の心の目には、
イギリスのご婦人たちが、黙々とコントラクトブリッジを楽しんでいる様子が浮かぶ、
いいなあ、と思うのだ。ルールを知っていて、楽しめるというのは。空間の切り取りである。4人なら4人の、そのゲームををしている人たちの、空間の話なのである。ゲームとは、往々にして、空間の切り取りだと思い、カードのゲームでも、空間中かつ夢中になりたい私であった。
さて、コントラクトブリッジ、コントラクトさんは、4人で行うゲームである。説明を読んで理解するのにも疲れ、やっぱりカードを配ってみることにした、
実際に、4人のていで、
配んの疲れる、めんど!
この辺りでやっぱり口さみしくなってくるのも慣れたもので、
お供に何か食べながら、、とするか。
何か、
もちろん、煮もの丼である。
。。。。。。。。
本日の煮もの丼
◎なす
◎ピーマン
◎ズッキーニ
調味料
◎だし
◎めんつゆ
◎みりん
食べるためのちょい足し
◎みょうが、とかの薬味
◎煮汁(仕上げにまわしかける)
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