(受付済)ヴィラン:姫木 眞白
「こゃっ、こゃっ、人は時々意味もなく戦いたくなるものじゃ」
この戦争に参加する者は、誰しもが負けられない事情を抱えている。
しかし、この狐の老人が参戦した理由は「刀で戦ってみたいから」。それだけ。
これほど利己的な理由で戦場に立つ者は―――――残念ながら数多く存在する。彼女もまた、その一人。
【キャラクター名】
【性別】女性
【所属陣営】♦
【性格】古風、というかおばあちゃん。独特な笑い声を発する。
好奇心旺盛で、目についた相手はとりあえず片っ端から戦ってみる、はた迷惑な老人。あと、この歳にして「なんでも掛け算したくなる」性癖の持ち主。
【武器】主に日本刀3本
居合刀『紅切』:眞白の主武装。これが折られると、大体戦う気が失せる。
野太刀『碧陽』:背中に背負う長い刀。小回りが利かないのであまり使わないが、威力は高め
小太刀『細雪』:防御に使う小太刀。左手に持っての二刀流もこなす。
秘宝『免脱符』:3回だけ致死ダメージを受けても再生する。
【容姿】
白髪で、赤い袴の巫女服を着ている狐人。耳は狐耳で腰には白いモフモフの尻尾が一本。身長140センチ、背が低くておまけに寸胴と、体格には恵まれていないが、顔はなかなか。
妖狐ではなく、あくまで狐人。妖怪ではない。年齢は自称91歳で、曾孫が30人いるとか。
かなりチャランポランなおばあちゃんで、おまけに性癖が凄まじい勢いで腐っている。
男性を見ると、見境なく「掛け算」の妄想に突入し、その言動で相手の士気を挫く。現在のマイブームは「ソリティア・ウィード × ビンイン・ジ・エンペラー」で、ソリティアの誘い受けだとかなんとか。実に
一方戦闘能力は、さほどでもない。
構えは主に居合。愛刀『紅切』での居合一閃、切込み、受け流しなどをかなり高レベルでこなすが、プロが見ると、どうも慣れてない感が強い。それもそのはず、彼女の日本刀はわずか歴3か月である。逆に、3か月でよくここまで強くなれたと感嘆するレベルではあるのだが。
また、彼女にとって、この度の戦いは完全に遊びなので、かなり不利になるとあっさり降参する。
アライ陣営に入ったのも、勝手に降参しても特にペナルティーがないからだとかなんとか。
・ババア無茶するな
強いヴィランが目立ち始めてきたため、あえて弱めのキャラクター。
一応、かなりの手練れの剣豪級の腕前はあるが、そもそも武器が切れ味がいいだけの日本刀なので、相手の防御力が高いとダメージが通らない。動きも素早いが、普通に目でとらえられる程度。
ただし、なぜか魔法防御力は異常に高く、金色竜ヴェリテのサンダーブレスが直撃しても無傷。その上保有魔力も尋常じゃないほど膨大。魔力感知できるキャラが判別すれば、8桁を越える魔力量を確認できる。
直接攻撃しかしてこないため、その莫大な魔力は完全に宝の持ち腐れなのだが…………
・ベルの位置
袴の帯にぶら下げている。リルヤ以上に扱いがぞんざい。
「こゃっ!? ま、待つのじゃ! 喧嘩を売ったことは謝る、見逃してたも!」
なお、彼女は不利になるとベルを捨ててでも戦線離脱しようと試みるが、
どうしても降伏が認められないと、本性を現してくる。
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