(受付済)ヴィラン:白き淑女 エンリーク
「ふふ……ぼろい商売ね。くく、はははは……」
サンユーティ神族出身の高位天使。階級は智天使。
『白き淑女』エンリークは、カンパニーの良心ともいわれる穏健派の役員である。モナリザ・アライがカンパニーに所属したころからの付き合いで、ほかのメンバーとともに彼女を今の地位に押し上げた立役者である。
しかし…………表の顔と裏腹に、彼女の心の中には無限の欲望が渦巻いていることを、知るものは少ない。その真の顔は、悍ましいまでの銭ゲバと、深い付き合いの友人すらもためらいなく利用する底知れぬ腹黒さ…………
彼女の真の姿に気が付いた者のうち、何人かはアライに「彼女は危険だ」と耳打ちしたものの、お人好しな彼女はエンリークを完全に信用していて、気にも留めない。そして、おせっかいな彼らは、いつしか存在を消される。
【キャラクター名】白き淑女 エンリーク
【性別】女性
【所属陣営】♦
【性格】常に微笑みを浮かべる、高貴な女性。誰とでも分け隔てなく優しく接し、目下にも目上にも慕われている。
だが、前述の通り、その腹の中は真っ黒では済まないレベルで、今回あえて参戦したのも、カンパニー内で自分に都合の悪い人間を事故に見せかけて排除するためである。特に金色竜ヴェリテは彼女にとって目の上のたん瘤で、なんとしてでも殺してやろうと試みている。
【武器】
聖天使の散弾銃『インディペンデント』
銃身が六つ束ねられた見た目をした
煉獄の大車輪『ロケット・パンジャンドラム』
カンパニーのすさまじい財力は、時に誤った方向に費やされる典型例。
側面に笑顔の人の顔(一説には商売繁盛の神、大黒天と言われている)が描かれた、直径3メートルほどの円筒形の自走式爆弾。術式ロケットの噴射ですさまじい勢いで前進し、直線状にある物体をひき潰し、大爆発を起こす。
こんなものが転がってきた日には、阿鼻叫喚だろう…………
終の棲剣『ヴォーパル』
エンリークがひそかに用意した決戦兵器。狙った対象に投げると、標的まで瞬間移動し、接触した瞬間一時的に相手を「重くする」
この兵器は、相手の重量が重ければ重いほど効果を発揮し、人間相手では一時的に動けなくなる程度だが、
エンリークがヴェリテを倒すために出した回答であるが、もうちょっとまともな方法はなかったのだろうか?
【容姿】
長い金髪に、6対の白い羽を生やした天使。頭の上にはリングが浮いている。
発想がいろいろ明後日を向いている、フォースの英国面に堕ちた淑女天使。
一見すると優しいお姉さんのようにしか見えず、戦いたくない相手の前では戦闘を避けようと説得するなど、健気な面も見える。だが、勘のいい人なら気が付くはずだ。彼女の笑顔は、作り物でしかないということを。
モナリザ・アライに取り入ったのも、彼女の下で実質的な経営権を握り、私腹を肥やすため。現在のカンパニーが圧制を行っていることをいいことに、平和主義を隠れ蓑に支社がある世界を肥やしながら搾取しようとする魂胆である。彼女の所属する部署はホワイト企業として有名だが、下請けいじめが凄まじく、いくつもの孫請け曾孫受けが、絞られるだけ絞られて倒産の憂き目にあった。彼女の指示で間接的に殺された人数は、今もなお判明していない。
趣味は金もうけ。彼女が保有する資産は、大国の国家予算に相当するともうわさされている。
・ぶっちゃけ
ヴェリテを倒したいけど、手段が思いつかない。そんなヒーローの方々に、彼女を倒せばヴェリテを動けなくする必殺兵器を提供するだけの噛ませ犬的役目。一応設定的に、大量にいるロボット兵器にもある程度効果がありそう。
君は使ってもいいし、使わなくてもいい。彼女が持っている資産を奪取するのも自由だ。
・ベルの位置
腕輪の形にして装備している。命の危機に陥った際は、棄権するために放棄して逃亡を試みる。
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