マンガ読みました・その1「風の谷のナウシカ」序文

みなさまのオススメのマンガ、読みました。

感想文です!





「風の谷のナウシカ」 宮崎駿 先生

鶴見トイさまオススメの作品です。


1982年にアニメージュというアニメ雑誌に連載開始されました。


「アルプスの少女ハイジ」

「未来少年コナン」

「カリオストロの城」


と、後に高い評価を得る仕事をしてきた宮崎先生。

当時ハイジは好評だったものの、じつはNHKでのコナンの視聴率は低く、カリオストロもあんまり収益はなかったようなのです。

そんななか、先生は徳間書店発行の雑誌で漫画の連載を開始します。

この連載が評価を得て、徳間書店はナウシカの映画化を決断します。

映画「ナウシカ」が上映されたとき、まだまだ漫画版は物語の途中でした。

が、映画を見てしまったあとは、わたしはコミックに帰らず、読まないままになってしまいました。

宮崎先生によるこの壮大な物語が本当の終わりを迎えたのは、1994年とのことです。


みなさん、漫画版ナウシカが連載開始になった当時は、どんな時代だったと思われますか?

空前のアニメブームでした。

ガンダム、イデオン、ザブングル……。

そして、「オタク」という言葉が生まれた時期でもあります。


アニメブーム真っ只中のあの頃、アニメのセル画を求めて、アニメショップをハシゴする人々がいました。

彼らはだいたいみなファッションには気を使わず、同じような格好をしていました。

そしてみんな同じように「紙袋」を下げて、そこにセル画などの戦利品を入れて歩いていました。

ショップで出会った同類のアニメマニアに、彼らは話しかけ、情報を交換するのです。


「おたく、イデオンの第11話冒頭のセル画、探し当てましたか?」


「いいえ、まだ。アニメイトのほうへ行ってみます。で、おたくのほうは、どうなりました? ガンダム第7話の11分」 


そういうマニアたちを見かけた時に、それほどマニアではない他の者たちは、


「またアニメージュで例の『おたく』たちと会ったけど、もう少しパッとした身なりをしてほしいよ」


などというのでした。

そう。

これが「オタク」の発祥です。

実話です。


あ、関係なかった。笑





というわけで、「ナウシカ」全7巻。

その1巻目から読んでいくと……。

できるだけネタバレにならないように書きます。

同時に、読んだわたしの感想を、できるだけ熱くてイタい状態でまとめたいと思います。笑

まだ読んでいない方々にも、コミック版ナウシカの魅力が少しでも伝わればいいのですが……。





つづく


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