電車のように動く喫茶店や、喋る黒猫、そして立ち寄った国の美しさから、早速心が惹かれていました。しかし、この国で出会った人たちの話は、現在の私たちとは全く無縁だと言い切ることが出来ずに、いい意味でもやもやとして、考えさせられます。これを読んだ人に、「幸せ」の意味を問い直されているような気持ちになりました。