第23話 エルフ族の美少女と出会いました。

 ブラックリング襲撃事件から数週間が経った。


 俺は戦場の功労者として10000ポイント付与された。


 因みにこの国には叙勲式はないらしい。


 王族がいないからだろうか? まあいいか。


 俺の現在のポイント


 11500ポイント


 Bランクか~。うんまあ悪くないか。


 俺は放課後エデンに用があると呼ばれ、校内放送で呼ばれた。


 放送で呼ぶのやめろ。滅茶苦茶注目浴びるだろうが。


 俺は学園長室へ赴くと、エデンとイドラの姿があった。


 イドラ? なぜここに。


 相変わらず綺麗な紫色の髪だな。


 「早速じゃがイドラの提案で宝石のありかを求め、エルフ族に会いにいってもらうことにした」


 は⁉ 何言ってんだこのロリロリ金髪巨乳が。


 「意味が分からない。今そんな気分ではない」


 正直リヒトとの会話で頭がいっぱいいっぱいでとても何かを行動に移す気にはなれなかった。


 「リヒトとの間に何があったかは妾には知らぬが、アヴァロンは行く価値がある。少なくても妾は行きたいと思っておる。いつだって人間は真理を追い求めたい欲求にかられるのじゃ」


 本当にリヒトとの会話の内容をエデンは知らないのか。


 正直リヒト同様エデンも十分謎に包まれていて怪しいからな。


 「まあいいや、それで俺と誰が行くんだ?」


 エデンとイドラは一斉に首を傾げる。


 「いやお主一人でじゃよ。妾とイドラは別件の用があるんでのう。ハイルには安易にアルカディア国から出て欲しくはないんでのう」


 は? 死ね。


 何がイドラの提案だ。只のパシりじゃねーか。


 こうして俺はエルフ族に会いに遠い遠いエルフ族が住まう迷いの森に赴くこととなった。


 一人でだけどな。寂しいぜ。


 チートスキル発動

 完全地図パーフェクトマッピング


 うむ成る程。ここから北に1500キロね。


 って遠すぎだろ。俺じゃなかったら十分死ねるわ。


 あ? だから俺に頼んだのね。まあ頼み事というより命令でしたが。


 馬鹿な俺にもようやく理解した。


 チートスキル発動

 刹那の神速ネオテレポーテーション


 俺はエルフ族の住まう迷いの森まで瞬間移動する。


 因みにチートスキルは完璧ではない。エデンとの会話でも分かるように。


 しかも今現在は魔力は膨大すぎるが、決して無限ではない。


 チートスキルの連発はリヒトやルナなどの同じ転生者ともし戦うことがあれば、止めておいた方が賢明だ。


 迷いの森に入ると、異様な雰囲気を感じた。


 何だ? 今までにない雰囲気だな。


 暫く進むと元の入り口に戻って来ていた。


 流石迷いの森。面倒くせえから迷いの森ごと存在抹消してえ。


 でもエルフ族の住まう迷いの森消すとどんな影響が出るか分からないしなあ。


 相変わらず俺は人をモンスターを殺したがっている。


 エルフ族も皆殺しにしたいぐらいだ。


 チートスキル発動

 完全把握パーフェクトツィンケル


 俺は迷いの森の中からエルフ族の気配を探す。


 しかしエルフ族の気配は少しも感じられなかった。


 は⁉ なぜだ。チートスキルが無効化されているのか。


 ははっ面白れえ。ゾクゾクするね。強者と出会うのは。


 俺は暫くまたさっきとは別のルートを進むと三つ目のオーガに襲われそうなエルフを発見する。


 「助けてください。そこの貴方」


 仕方なく俺は具現化した剣で三つ目のオーガを斬る。


 しかし、オーガの硬質化に具現化した剣が折れる。


 バキィンという音がした。


 まじかよ。仕方ねえな。


 チートスキル発動

 悪魔の剣デーモンソード


 俺は三つ目のオーガ目掛けて悪魔の剣デーモンソードで切り刻む。


 今度こそ三つ目のオーガは死んだ。


 「助かりました。貴方強いんですね、名前は?」


 「俺はルクス。お前は?」


 「私はエルティアです。生まれてまだ日が浅く弱くて」


 エルティアは白銀色の髪の色に白銀色の瞳の色だ。


 かなりの美少女だ。身長は俺と同じくらいだが、年齢は俺より大分上だろうな。


 何せエルフだし。


 「お礼に私達が住まう奥地まで通称『フラワーガーデン』まで御案内いたしましょう」


 「それは助かる」


 その後も三つ目のオーガを数十匹殺した。


 凄い快感の感覚を覚えた。


 脳内報酬のドーパミンがドバドバ出ている。


 俺はこの日エルティアと出会った事で、俺の運命を大きく変えることとなる。


 この時の今の俺はまだ知らなかった。


 アヴァロンの秘密を、神の存在を。

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