第7話 フライハイト帝国の悪魔弱すぎて皆殺しにしちゃいました。
ファーリーにチートスキル見せつけ結果的に脅す感じになってしまった俺だが、何とかファーリーと和解出来た。
もう面倒くさいのでフライハイト帝国までチートスキルで行くことにしよう。
チートスキル発動
俺はファーリーを含めて四人と共にフライハイト帝国へ向かった。
瞬間移動楽すぎ。チートスキル最高。
フライハイト帝国は検問は機能していなかった。仕方ない無断で入るか。
「悪魔だらけだな。一掃していいよな」
「構わないけど国を壊すのは止めなさいよ。一応観光地としても人気あるんだから」
はいはい分かっていますよ。アルカディア国と比較しても、遜色ない広さであり、また街並みが綺麗だ。
噴水や大きな銅像が立っていたり是非ともゆっくりと見てみたいものだ。
「何だお前ら。うん? その首飾りは」
「ああこれ、生まれた時から付けてた」
「お前のじゃねえよ。獣人の女のだよ」
悪魔が語りかけてくる。うぜえ殺そう。
チートスキル発動
ターゲットはこのフライハイト帝国に住まう悪魔全てっと。
次の瞬間、目の前の悪魔の存在が抹消した。そして、この国から悪魔が全て抹消した。
学園長勇者としての使命を果たしました。
っていうかチートスキル強すぎるし、悪魔弱すぎるしつまらねえ。
アウラが俺に話しかけてくる。
「強すぎるのも問題ね。もう悪魔の気配感じないしさっさと帰りましょう」
「ああそうだな」
俺はチートスキルで帰国しようとしたその次の瞬間、仮面を被った赤髪の少女が目の前に現れた。
「強いのね。貴方何者?」
「アウラの奴隷でスクールカースト最下位の者だが何か?」
ってか誰だよこいつ。狐の仮面って不気味何ですけど。
それにしても綺麗な赤髪だな。まるで漫画やアニメに出てくる美少女の髪質だ。って俺何言ってるんだか。
「私と取引しない?」
狐の仮面の少女の言葉が俺の意識を隔絶させる。
ここはどこだ。真っ暗だな、狐の仮面の少女のせいだろうな。
「で、俺とどんな取引がしたい訳?」
「宝石を七つ全て集めて欲しいのよ。宝石の話は知っているでしょ?」
ファーリーの言っていた話本当だったんだな。正直眉唾物だと思っていたが。
「見返りは?」
「私が願いを叶えてあげるわ。何でもよ」
はあ~。願いなら自力で叶えられるんですよこっちは。
「断る。じゃあな」
俺は意識を自身の肉体に戻し、狐の仮面の少女以外をチートスキルでアルカディア国まで送る。
宝石については少し興味が出てきたな。探ってみるか。
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「ふられたわ残念。ゾンネを裏切る絶好の機会だと思ったのに。もう少しゾンネに利用されたふりでもしましょうかしら」
狐の仮面の少女は仮面の下で不敵な笑みを浮かべた。
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