第86話 俺帝国さ行くだ(一部メタ)

 はぁコメントねぇ!参加者ねぇ!

 ノートで企画も反応ねぇ!

 告知もね、本編で、ノートの話は気にくわねぇ!

 俺こんなネタ嫌だー俺こんなオチ嫌だー

 前フリじゃねぇだー

 帝国へ出たなら、ヅカさんの言った

 帝国で飯食うだー


 と言うわけで、準備のために街にやって来ました。

 なんか変だけど、まずやる事は宿探し。

 早めに宿とらないと、またヅカさんのお世話になっちゃうしね。


 ついでに冒険者ギルド的な所を探しで護衛依頼でもあれば完璧。

 いや、お金を稼ぐだけなら鍛冶ギルドでも何でも良いんだけどね。

 戦うための鍛冶、調合、魔法は出来るし。


 逆に戦いに関係ない音楽とか絵画とかはダメだし、料理とかは最低限に調味料の力で何とかって感じだけど。

 カレー粉とめんつゆがあれば、ひとり暮らしは乗り切れるよね。


 そんなどうでも良いことを考えながら宿屋を探していると、まさに俺のためにあるようなシチュエーションが!!



 幼 女 を 取 り 囲 む 男 た ち



 殴る?むしる?それとも埋・め・る?



 もはや鎮魂夫婦。

 とりあえずはね、迷子保護とか護衛の人達とかかもしれないからね、状況確認をしないとね。

 幼女は品の良いワンピースだし、男は身なりからして貴族っぽい、いかにもなシチュエーションだけど違うかもしれないし。


「いやっ!はなしてっ!」

「騒ぐんじゃねぇよこのクソガキが――」


 はなして、騒ぐな、クソガキ。

 スリーアウトだウホ。


「何をやっている!

 こんないたいけな幼女によってたかって!

 この変態どもめ!」


 手下どもの手を払い、間合いを作り上げるとそのまま会話をする方向に持っていく。

 ほら、間違ってたらいけないからね。うん。



「変態?

 幼女を愛でる帝国貴族のたしなみを馬鹿にする気かね。」



 ギ ル テ ィ



 幼女趣味団ってまさか帝国から伝わったとかじゃ無いだろうな?


「無理矢理さらう時点で愛でてねーよ!

 と言うか、幼女じゃなくても人さらいじゃねーか!」


 他国の貴族が人さらい。

 ハイ!ハイ!ハイハイハイ!

 あるあるたん……ねーよ!

 ネタも古いよ!


「無理矢理?

 帝国貴族のお役に立てるのだから、光栄に決まってるじゃ―――」


 ブチブチブチッ!

 一歩前に出ただけの短髪だった手下Aは、まだらにむしられた!

 手下Aはホルスタイン手下A(オス)に進化した!

 短いとむしりにくいからね。しょうがないよね。


「き、貴様!この私を敵に回すというのか!

 この帝国伯爵の子息である私を!」


 なにやら貴族(確定)が慌てているが、でもそんなの関係ねえ!

 どうせ帝国に行く予定だったし、ついでに返品と浄化をしないとね。

 1度は言ってみたかったこの台詞。



「よろしい、ならば戦争ウホ」



 あ、ゴリラ混ざっちゃった。

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