第7話 せんしゃ

ジョフロイネコのフレンズについていくと、崩れた噴水のある広場に出た。


「へえ…ジャングルの中にこんなところがあったなんて知らなかったな…」

「ここはジョフ達の秘密基地なんでち。みんなで集まって一緒に遊んでるんでち」

「ん?でもフレンズいないぞ…?」

「最近セルリアンが多いからみんな遊びに来てくれないんでち……」


「ここにあるでち」

そう言って小さな小屋を指さす。もともとは管理小屋だったらしい。

ジョフロイネコに礼を述べ、さっそく作業に取り掛かる。

「何が入ってるんだ?」

「僕も【役に立つもの】としか聞いてないんだよね…何入ってるんだろう」


七つのパラシュートを回収し、箱の四隅のロックを解除する。にしてもよくこんな重いもの持ってこれたな……フレンズおそるべし


「フォッサさん、そっち側もっててくれ」

「ジョフも手伝うでち!」


三人で箱を開けると、そこには……


「なんだ……これ……?」

「私に聞かないでくれよ…」


箱の中には、コンテナが数個、そして箱状の車体に砲が乗っかったものが入っていた。


どう見ても自走砲です本当にありがとうございました。


………は?なんでこんなもん入ってるんだ?

セルリアン相手に戦車砲使えと?てかどっから持ってきたし






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