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2018年12月24日 12:27
三度失礼します。さて、密室からの消失を扱った本作ですが、作中でも言及される通りミステリとしてはフェアプレイの精神に欠けるところがあるかなと。問題編の最後のやり取りで、蔵の中に隠れる場所があることが示唆されはするのですが、探偵役がそこに思い至った経緯に納得いく説明がないので苦肉の策という感が否めないです。
作者からの返信
これはタイトルのそのまんま、なんですよね。そのものズバリで、知識の差でしかない、というアンフェア案件のつもりでした。そういうトリックの是非については不勉強で、別段アンフェアではないのかも知れず、ご指摘の通りで「博学ゆえにすでに知っている知識」の取り扱いを、どう書いたらよいものかと迷った結果です。誰もが知っているはずのモノを誤認する盲点利用トリックとは違い、実在するもののイメージ先行で周知はされていない盲点利用とで、書き方が変わるんですけど、その処理がよく解らないまま書いてしまいました。(うちの探偵はまた懇切丁寧に謎解きするタイプじゃないのでなおさら…)もう少し上手い処理法を考えてみます。有り難うございました。
三度失礼します。
さて、密室からの消失を扱った本作ですが、作中でも言及される通りミステリとしてはフェアプレイの精神に欠けるところがあるかなと。問題編の最後のやり取りで、蔵の中に隠れる場所があることが示唆されはするのですが、探偵役がそこに思い至った経緯に納得いく説明がないので苦肉の策という感が否めないです。
作者からの返信
これはタイトルのそのまんま、なんですよね。
そのものズバリで、知識の差でしかない、というアンフェア案件のつもりでした。そういうトリックの是非については不勉強で、別段アンフェアではないのかも知れず、ご指摘の通りで「博学ゆえにすでに知っている知識」の取り扱いを、どう書いたらよいものかと迷った結果です。
誰もが知っているはずのモノを誤認する盲点利用トリックとは違い、実在するもののイメージ先行で周知はされていない盲点利用とで、書き方が変わるんですけど、その処理がよく解らないまま書いてしまいました。(うちの探偵はまた懇切丁寧に謎解きするタイプじゃないのでなおさら…)
もう少し上手い処理法を考えてみます。有り難うございました。