第9話

第9話



 『ハスの故郷星』


 ハスは、この星での生涯を過ごした後、他の惑星でより高い存在になっている、とどなたかの情報を読んだことがある。高く軽い波動で、この星の私たちを、全身全霊で喜ばせてくれたことを考えれば、全く不思議ではない。

 あるいは逆に、シリウスからの「クジラ」、プレアデスからの「イルカ」のように、この星の波動を軽くするため(次元を上昇させるため)に、すでに楽園となっている惑星から「ハス」として、この星に来てくれているのかもしれない。

 私の横にいる天使が肯定※≪補足説明⑦≫している。

 すばらしい!


 どの星から来たのかも判った。

 それは、ハスの花びらが開く時間帯にヒントがあった。在りのままでいることに長けている動物たちのように、エネルギーが最高潮の時に花びらを開く、このことを、とても賢いと思っていた。その時間に関して、「明けの明星」という言葉が浮かんだ。それはまさしく「金星」である。

 花びらを開き、金星からのエネルギーを受け取っていた。コンタクトしていた!ハスは金星からの「高波動存在」である。確認できた。プレアデスからの「イルカ」、シリウスからの「クジラ」に続く、金星からの「ハス」!本惑星初公開情報だそうだ。


 人間にもその時間帯は、母のような優しいメッセージを送ってくれている。全人類のうちのおよそ八十パーセントは宇宙由来(他の惑星出自)であり、この星に来る直前「金星」の、地球(旧地球、今はニューテラ)に似た波動状態を模した地域で、身体の原子の状態を調整、振動数を遅く(波動を重く)して転生の準備をしてくる。金星は多くの人間の第二の故郷でもある(人によっては第一よ!と言うかもしれない)。

 そんな「星の子」たちへエールを送ってくれているのが、夜明け前のその時間帯なのである。「ハス」「星の子(人を含めた動物)」にとって、金星はまさに母だ。金星立ち寄りの動物たちもウキウキし出すわけだ。


 金星、ラテン語で“VENUS”ヴィーナスから来たあまりにも美しい植物、ハスをありがとう(金星に感謝します)。今、金星でヒト型に進化しているハスさんは、頭上に千枚の花びらが開いたハスの花を冠した光輝く眩い姿をした存在となっている。ぜひお会いして厚い感謝の意を述べ、ハグさせて頂きたい。

 ケッシュ財団で製造している宇宙船はもう使用させていただけるのかしら?そしてそれは、いつでも誰でも行けるよう定期運航にするといいと思う。金星の高い波動に身体の原子を調整するためのシステムと、約一週間の調整期間中は金星を周遊することになるだろうから、バスルーム・寝台付きは必須アイテムで……

 わあ、楽しみ!

 今回の記念に、「金星のハスさんたち」から、エネルギーをいただくことができ、ここに紹介されるよう望んでおられたので記す。


「わたしは『Venus’s Lotus Energy』を○○分間受け取ります」  

 そうコマンドすればOK!

(○○分は、十分でも十五分でも好きなだけどうぞということです。生活習慣によるものですが「(身体の)波動」が軽いほどエネルギーは感じやすくなるとのことです)



≪補足説明⑦≫

「トウロコシ」「ヒマワリ」は金星からもたらされた。そのことが『天使的宇宙人とのコンタクト』(Howard &Connie Menger著 益子祐司訳 徳間書店刊)有名なメンジャー夫妻が書かれた本に書いてあった。メンジャー夫妻が'56年に「プロジェクト・ムーン」に参加抜擢を受け、月旅行に出かけた時のことなど、他の惑星のことなども記してあり、楽しく読むことができた。

他に興味深いと思った点は、氏が見た乗り物についてだった。

「乗り物が、地表を動いていたが、車輪は見当たらず、地面からわずかに浮いて滑空しているようだった」

しげしげと眺めている氏の様子に、他の星の男性はこう言った。

「私たちは実際のところ、車輪付きの乗り物に乗っていた時代すらありません。それは事実あなた方の文明の発達の障害となってきました。(中略)車輪を利用しなかった方が、もっと優れた文明を築けていたのです。私たちがそうであったように!」

この記述を読んだ私の反応は…

ガーン!大気を活用?フリーエネルギー?ホバークラフト!海の上だけじゃなく、路上でも堂々と走ればいいのに!思うに、ヤマハなら、素晴らしい開発ができるのではないだろうか。船舶とバイクを作っておきながら、片手落ちという感もする。自転車の空気入れの圧力を考えても、この力を活用しない手はない。道交法などの「車両」という文字が、邪魔をしている?先ずはこの「刷り込み」を取るところからのスタートかしら。)

メンジャー氏は、宇宙船でのこれらの体験のあとで、こう言っている。

「天空の世界を垣間見た後で戻ってくるのは、まるで刑務所に向かっているような気分だった」と(笑)。


話がややそれてしまったが、トウモロコシ、ヒマワリのほかにもまだたくさんの贈り物をいただいている気がする。アマリリスはどうだろう、アマリスに語感が似ているが。

創造神三神はブラーマ、シヴァ、ヴィシュヌである。それぞれ故郷は月、太陽、金星、すべてこの星の軌道上に深く関わっている。(見守っている位置にある)。そしてこの星の人々に、仏教、キリスト教、ヒンズー教を通して、宇宙の意志≒本質(愛)を説いた。

不老不死の水アマリスを持つヴィシュヌ神は金星の王であり、そこが故郷でアマリリスも金星からの植物とのことだ。「アマリス」はアマリリスから作られた!ヴィシュヌ神から今教えていただいた。根でお酒を造った、それが「アマリス」だ!結婚式で花嫁花婿が飲んだ。米粉で書いた絵のサークルの中で、祝福されながら。


「ハッカ」は「ハカ(墓)」に多く生えていたことで、ハッカになったという。字には「荷」(荷を負う=におい~匂い)を「薄」くする「薄荷」が充てられた。その裏付けとして、「葬」という漢字を調べてみたら……

【三省堂例解新漢和辞典 第四版山田俊雄編修~この辞書による「葬」というこの漢字の成り立ち。つくり構えを分解した意味にこのような解釈が記載。「死(=死者)」と「一(=敷物)」と「ボウ~ソウ(=くさむら)」「死んだ人を敷物に乗せて、草むらに隠す」

生い茂った草むらが匂いの良いハッカだった。土葬の次元でのことだ。

元気よく根を張り、放っておいても直ぐに緑いっぱいの爽やかな庭ができる。このハッカも金星からの嬉しい贈り物だ。ハカにはハッカという蔓性の植物が生い茂っていることで「蔓」だけでなく「墓」にも草冠が付き、構えにも似た漢字が充てられた。

自然が人間活動に密着していて言語が発生、派生していることに面白みを感じ、ワクワクしてしまう。生きるのに飽きない!

これらの植物が、金星からどのように運び込まれたかは、荒野に水!隕石がヒント!隕石は高次存在のいる他の惑星からの贈り物だ。原種となるものが詰まっていたし、今も詰まっている。短歌が二首できた。

  金星で 確認後来た ハスの花

  氷の箱に 光のリボン


  隕石の 氷詰め種 ミント・ハス

  清らかな花 金星生まれ


新しい生物種を隕石から受け取るという予告メッセージを数年前('13年頃)に読んだ。宇宙語や高次存在からのチャネル結果を文章化し集めたメッセージサイトだったと思うが、大天使の誰からだったかは忘れてしまった。

それにしても、ルーツを紐解く地質学、これもまたなんと夢やロマンがあるのだろう。

自然は寡黙なのか、それとも雄弁なのか?これからも、優しさいっぱいの宇宙からの贈り物を、大切に考えていきたいと思う。(今後、宇宙コロニーのアルカディアに申し込むことを決めているが、この星のことも愛します)      

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