この国を怪獣から守るヒーローは、国の者にとって、怪物でしかなかったのです。誰一人例外なく、ですね。
このエルフだって、自分を生贄だっと錯覚して、彼と交渉していると考えているだろう。
ヒーローは戦う力を残されていないと知る暁、国の者たちは何のためらいもなく彼を確実に殺すだろう。多分、この自称友人のエルフが率先してやりかねないですね。何せ、国の存続のため、なんたってやってきたから。
そういえば、王の側室の娘の下賜の話ですが、その姫とやらはどこに行ってましたのですか?居住地って、まさかその寮だといわないですよね?もし本当なら、益々この国にはクズしかいなくて、滅ぶべきだと感じてしまうのです。
更新を楽しみます。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
そうですね。作者として触れられない点も幾つかあるのですが、寮については少しだけ補足を。
ヒンツァルト自身寮に関しては不満はなかったと思います。彼に対する世間の風あたりは異常です。そんな中、家を、土地を貸そうとする人間はおそらく居ません。いたとしても貸した人間への被害すら有り得ます。そして彼はそれを良しとしません。
その点寮は組合が管理し、周辺居住者をガルラードが変更することも出来ます。もっと言えば家具に関しても組合側が彼の希望通りのものを用意しています。
彼が田舎の三男でありながら、手厚い対応を受けていたことは確かです。
こういう言い方で合ってるかはわからないけれど、救いがあって欲しいなぁ……
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
やりきれない思いを感じて頂けたなら、この話を書いた甲斐があります。