第206話 映画『ガリレオ 沈黙のパレード』を観ました


 アマプラで先日から無料になった『ガリレオ 沈黙のパレード』を観ました。

 ガリレオ・シリーズの映画としては今ひとつですが、それでも水準以上の内容だと思います。原作者の東野圭吾さんは、ストーリーで魅せますよね。変なギミックに頼らないところがすごい。


 キャストは主演で福山雅治さん、柴咲コウさん、北村一輝さん。あれ? どこかのシリーズにいた吉高由里子さんはどうしたんでしょう?


 「ガリレオ」シリーズは、映画は『容疑者Xの献身』と『真夏の方程式』を過去に観ました。やはり『容疑者Xの献身』が一番面白いです。こちらは原作も読みました。


 テレビドラマ版は、原作は読まずに本放送時に第一話を観て、柴咲コウさんに激怒して第二話から観るのをやめた記憶があります。


 理由はですね、冒頭殺人事件が起きて、新人刑事の柴咲コウさんが付近に聞き込みに回るんです。で、近所のアパートのドアをノックすると、出てきたのが唐沢寿明さん。唐沢寿明さんですよ。近所のアパートの住人が。

「いや、それ犯人でしょ! 誰がどう考えても!」

 が、なんと新人刑事の柴咲コウさん、まさかのスルー。

 いや、あれ絶対犯人だって! 唐沢寿明さんなんだから!


 と、それで怒って第二話から観ませんでした。

 そののち第六話辺りから観て、面白かったので、続けて観ましたが。



 で、「ガリレオ」シリーズは、主題歌をKОU+さんが歌ってます。コウプラスって読みます。これは柴咲コウさんと福山雅治さんのユニットで、ガリレオの主題歌を結構うたってるんじゃないでしょうか。よく知らんけど。


 で、結構前のことです。

 ミュージック・ステーションに織田裕二さんが歌手として出演されたことがありました。そのときの名義が「UZ」。ユージと読みます。

 タモリさんが、どうしてそういう名前のなの?とたずねると、織田さん。

「海外ではこの方が読みやすいんです。前からこの名前を自分のギターケースに書いたりしてたんです」

 みたいな話をしてました。


 で、そのあと、「はい、次のゲストは、KОU+のお二人です」と紹介されて、二人が出てくるんです。

 タモリさんが、「あれ、コウさん?ですよね?」とたずねると、柴咲コウさんが「コウです」と元気よく答えます。そして横から出てきた福山雅治さんが、あの独特の鼻に掛かった声で、「プラスです」と自己紹介。


 タモリさんはもちろんのっかって、「ああ、あなたプラスさんなんですね」というもんだから、福山さん大真面目な顔で、「はい、外国ではこの名前が読みやすいんです。あと、ギターケースに書いたりして」。

 死ぬほど笑いました。

 後で思ったんですが、福山雅治さん。織田裕二さんと仲いいんだろうな、と。でなけりゃ、このギャグ、怒られるもんね。


 とまあ、そんな昔話を思い出したりしました。


 次は、違うシリーズですが、『麒麟の翼』を観たいです。




 現在、カクコン9に出すための長編『ドラゴンどんぶらこ』を書いているのです。順調に書けているのですが、問題が浮上しました。書けた文字数に比して、プロットの進みが悪いんです。すなわち、このままでは総文字数が増えてしまいそうなんです。


 もちろんカクコンに文字数上限はありません。そこは問題ないんですが、場合によっては他のコンテストに出すこともあり得る。そしてなによりも、今作については一本のアニメ映画になるような作品にしたいんです。すなわち、あまり長い文字数、そう20万文字とかは避けたいんです。


 ま、それだけと言えば、それだけなんですが。


 いま現在の描写の深度で書き続ければ、文字数が膨れ上がる。いまはもう引き返させない所まで来ているのかも知れないです。


 今少し悩んでいます。このまま書き続けて、危険なゾーンに入り込んでいいのか? それとも、すでに後戻りできないところまで来ているのか? あるいはここから端折って書く……は、ないな。

 そう。今はビビッて次の一歩を強く踏み出せなくなっているだけです。


 ひとたび書けば、もう止まらないでしょう。すでに十月も下旬。残された時間が少ない。というわけで、今日もちまちま書いています。



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