第203話 カクコン9が発表になりました
現在執筆中の長編『ドラゴンどんぶらこ』。順調に文字数を伸ばしています。作品の出来がどうであるかは微妙なんですが。
さて、カクコン9の要項が発表になりましたね。現時点でぼくの文字数は4万文字弱。
もととなる四行プロットを書いて、それぞれ1~10話の詳細なプロットを書いたのですが、全然その通りに書けていません。5話までのプロットで10話書いてしまいました。
が、SFですからね。どうしても設定解説に文字数奪われますって。
さて、今回のカクコン。さっそく問題が浮上しました。
応募部門です。
まず、いま書いている『ドラゴンどんぶらこ』は、SFになります。舞台は異世界のようで実は未来の地球。そういう設定です。
となると、SFが応募できるのはエンタメ総合部門。でも、このエンタメ総合部門、なんか説明みると、SF、歴史、ミステリーみたいな、なんつーか「その他ジャンル」みたいな扱いじゃありませんか? なんかもうちょっと表舞台の部門に応募したいなと、正直思うのですよ。
でも、異世界ファンタジー部門となると、あきらかに設定がちがうし、あと競争率高いし……。
かといって、現代ファンタジーでもない。そもそも遥か未来って設定だし。
ましてや、恋愛だのラブコメでもない。ホラーでもない。
じゃあ、ライト文芸? と思ってよく読んだら「大人の女性読者が楽しめる……」とか書いてある! いつからライト文芸が大人の女性向けになったんだ! 責任者出てこい! 店長を呼べ! とここで抗議しても始まらないか。
やはり、その他部門、すなわちエンタメ総合しかないか……と思ったのですが。
でも。
あれ、プロ作家部門って、読者選考ないんですよね。
これはもちろん書籍化経験のある人限定の部門なんですが、書籍化経験ない人が応募したらどうなるのでしょう? もちろんカテゴリー・エラーですけど。
だけど、その書き手が書籍化経験あるかないかなんて、自己申告ですよね? カクヨム編集部は、いちいち調べたりするんでしょうか? 角川系列での書籍化とのことですが、それだって結構な人数のはず。
すなわち、「ぼく書籍化経験あります」って嘘ついて応募すれば、その人シード扱いになって、一次選考パスすることになりません? さすがにそれはないか。
でも、もしかしてそういう人、今年は何人か出てくるかもしれないですね。最終的には失格になるのでしょうけれど。
去年は、カクコンの実況は『カクコンの星』というエッセイでやりましたが、今回はこっちの『斬太が斬る!』でやる予定です。
『カクコンの☆』は、カクコンを戦う上での読者選考の抜け方を解説しているのですが、まあ、別にライバルたちを助ける必要もないか、と今年は非公開のままにしておくつもりです。
そもそもが、エッセイから応募作品への導線があったようには見えないし。
さて、今年のみなさんの攻略法ですが、ちょっと見た感じ話題に上がっているのが、初日ではなくカクコン・スタート以前に公開してフォロワーを集めておき、その状態で完走しようというやり方です。
カクコンがスタートしてしまうと、作品数がインフレーションを起こしてフォロワーがつかない。ならば、カクコン以前に稼働している注目の作品を利用して読者を集めるというやり方です。
これは、人それぞれ読者の集め方が異なるので一概に言えませんが、ぼくは初日公開する予定です。
理由は読者選考ポイントのうちのフォロワー・ポイントが欲しいこと。
期間中にフォローしてもらうとポイントがつくのですが、このポイントが文字つきレビューの次、もしかしたら☆と同等くらいのポイント数なのではないかと思うんです。期間外でフォローしてもらっても、ポイントにならない。
そして、なによりも新作が注目の作品に載るかどうかが分からない(笑)
少なくとも、ぼくは自作小説が注目の作品に載っているのを見たことがありません。エッセイは何度かありますが。
期間外でフォローしてくれた方々が文字つきレビューを書いてくれるのならいい。でも、通常の読者は文字つきレビューは書きません。そして、PVと💓は大したポイントにならない。読み専の人は、💓すらつけない。
そして、もうひとつ。
たしか、去年の段階と現在では、注目の作品の仕様が違うはずです。そのユーザーに適した作品が表示される仕組みに変更になっているはず。
たしか、直近のフォローや☆の数で注目の作品に載るわけではなく、そのユーザーの読書傾向で表示される作品が変化し、また、そのジャンルをよく読む人でないとそのジャンルの作品は表示されないのではなかったでしょうか。
とまあ、それなりに攻略法みたいなことは考えてるのですが、今年はどこまで頑張るか分かりません。
カクコンの読者選考通らなくても、良い物が書ければ別の賞に投稿すれはいいや程度のテンションで挑みます。
いずれにしろ、今年のカクコンの結論はこれに尽きる。
「読者選考が始まった時点で、勝負は決まっている」
結局は、面白い作品が書けなければ意味がないな、と思ってます。
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