第168話 カクヨム6結果発表
第6回カクヨムコンテストの結果が発表されました。受賞された方、おめでとうございます。
ぼくは残念ながら落選しました。といってもいつものことですが。
今回はどんでん返し部門で応募したんですが、けっこうぐだぐだでしたね、カクヨム運営さん。
まず、どんでん返しって部門か?ってとこから始まって、あとになってから、「こういうのを期待してます」って角川から出ている書籍が発表されたんですが、いやもう、このタイミングだとみんな書き始めてるし(笑)。
そして、あげくの果てに、大賞受賞作なしって、そりゃそうでしょー。そしてひとつ聞きたいのは、来年は「どんでん返し部門」あるんですかね?
ちなみにぼくの書いた『電影竜騎士団404NotFound接続に不具合あり』が落選しているということは、ああいうどんでん返しは求められてないということですね。
ただ、自分でも意外な発見だったんですが、ああいうくるくると変わるストーリー、ああいうので良ければ、拙者、いくらでも書けるな、と気づきました。
今度また何かの機会に挑戦したいです。
で、現在は『ときめき☆ハルマゲドン』の第5章を書いています。5月の23日から書き始めて、1週間ほど。現在5万文字ほど。まだまだ話は序盤です。こんなに長くていいんでしょうか。
話数としては、104話から始まって現在123話。バリバリ進んでいます。
おそらく、10万文字は余裕で超えると思います。
ちなみに、冒頭は原稿用紙に万年筆で手書きしてみました。結局かなり推敲しましたが、一応サンプルとして、ここに載せてみます。
こんな書き出しですが、どうでしょう?
やはり、あのとき、なんとしても止めるべきだったのだろうか?
死織は青く晴れ渡ったお江戸の空を見上げて、ふと思った。今更そんなことを後悔してもすでに手遅れなのだが。
清流のように澄み渡る今朝の江戸の空は、まさに日本晴れ。雲ひとつなく、吹き渡る風もすがすがしい。昨夜の激しい戦闘がまるで嘘のようである。
あちこちで火の手が上がった江戸の街。地上の炎で赤く焼けた夜の雲。砕かれた千代田のお城の天守閣。天にまでとどく黒煙と人々の悲鳴、そして怒号。
いまだかつてないほど強大であった邪悪な敵。そして、永遠の眠りについて二度と目覚めることのない彼の相棒、ヒチコック。
それらがすべて、悪い夢であったかのように、一夜明けた江戸はいつもの活気と平和を取り戻し、その空には千切れた白い雲が浮いている。
死織の後悔をあざ笑うかのように。
なんかシリアスな出だしですね。こういう作風の長編ではなかったはずですが(笑)。
しかし、やはり小説を書くことは楽しいです。
現在は『とき☆ハゲ』を書いていますが、このあとは、ちらりと語った『ラジコン物』。そして、本命は『ピーチ・プラスワン』。
『ピー・プラ』に関しては、ほんと、本屋の棚に穴を穿つような作品を目指す所存です。
そんなものが現実に書けるかどうかは分かりませんが、挑戦すること自体に意味があると思っています。
あと、『電影竜騎士団』は、改稿してどこかに投稿するかも知れません。とくに空中戦。もそっと上手く書きたかったし。
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