応援コメント

第158話 面白い小説のレシピ」への応援コメント

  • >前半と後半で物語世界の価値観をガラっと変えてしまうミッドポイントは重要だと思いますが、それと同時にミッドポイント以降に入れるどんでん返しも必須だと、今現在のぼくは考えているのです。

    同意見です。
    価値観をガラッと変えただけで満足せず、その後さらに山場を作って、また落として、でも最後でさらにひっくり返す、くらいやれるといいですよね。
    ひっくり返すのはどんでんである必要はなくて、ハッピーエンドになるだろうなと読者が思っている物語であれば、「意外な価値でハッピーエンドにもっていく」という感じでも良いように思います。
    これができている作品は、読者に面白さを感じてもらいやすいのでは。

    作者からの返信

     ミッドポイントとどんでん返し、そしてクライマックスの盛り上がり。
     これはいずれも、プロットの作成法になりますね。で、ミッドポイントは戦略レベルで、どんでん返しは戦術レベルだと思ってます。

     あとはやはり、キャラクターですね!

     もちろん、これだけで面白い作品になるとは限らないのですが、この要諦は、書き始める前に決めておかないと、書き始めてからではどうにもならない「面白さ」ですからね。
     そもそもからして面白い話を、筆致でさらに面白く書く。まるで、「消える魔球」のようです。緑色の虫が、緑色の葉にとまる。片方ではなく、二つがそろって、球が消える。魔球の完成ですよ。

  • キャラクターの対照的な二人と言うのは、七海様の『北野武、表裏一体の生死』たけし映画についての卒業論文を読んで気づいたのですが、漫才で言うボケとツッコミの関係性が一番しっくりくるような気がしました。
    あとは、面白さって一体何なのか、ですよねぇ。
    自分の面白いが読者の面白いに繋がらないと、面白いと言ってもらえないわけで、その面白いが売れる面白さだと思われなければ出版はされないんですよね。
    面白いって、難しいです。

    作者からの返信

    七海さまの『北野武……』という卒論は、ぼくは読んでいないので何とも言えませんが……。

     面白さって何か?という疑問は、エンタメ小説を書いて壁に突き当たれば、必ず出てくる疑問ですね。その問いに、その人がどんな答えを出すかはそれぞれでしょうが、ひとつ言えることは、他人を突き動かすほどの面白さというのは、もう自分でもびっくりしちゃうくらいの面白さだと思います。
     まあ、単なる想像ですけれど。

     すみません、上手いこと言えなかった!

  • おもしろさ……
    まさにいまワタシも追い求めているものです(笑)

    でも、その面白さって、キャラのおもしろさ?
    ストーリーのおもしろさ?
    ドキドキするおもしろさ?
    キュンキュンするおもしろさ?

    なんて考えだしたら、夜も眠れません。
    言えることは、ライトな小説もしくは、エンタメならば、キャラのおもしろさがまずないとダメなんだ。ということは、最近わかりました。(おそい)

    作者からの返信

     面白さ自体の正体は分からないのですが……。

     面白さは、もう全部でしょう。

     キャラの面白さ、ストーリーの面白さ、状況の面白さ、そこで吐かれるセリフの面白さ、描写の面白さ、ドキリとする面白さ、熱くなる面白さ、スカッとする面白さ。

     昨今ではキャラクター文芸とかもありますからね。キャラの面白さは重要ですよね。
     ドラマ『ST』の赤城左門さんくらいのキャラが必要だと思いますよ。

  • 面白い小説、書きたいですよね!(≧▽≦)
    私もいつもそう思っています!(*´▽`*)

    でも、面白さもいろいろあるので、私の場合「ここで読者様をときめかせるぞ――っ!」「このタイミングですれ違わせるぞ!」「まだ! まだここではじれじれもだもだのまま!」とそんな風に考えていることが多い気がします( *´艸`)

    作者からの返信

     面白さもいろいろありますねー。
     綾束さんの書く恋愛物だと、やはり面白さは「すれ違い」だったり、「どきどき」だったりがメインになりますから、全体を見渡したプロットよりも、その場その場の緩急取り混ぜた押しと引きが重要になりますね。そういった意味で、あまりプロットとか書かない方がいいかもしれないですね。(あまり無責任なことは言えないけど)

     ぼくの場合は、なんだかんだ言って、書いているのがSFばかりだから、どうしても世界観の転換とか要求されると思うんですよ。SFといっても、これが銀河帝国を舞台にした恋愛物というのなら、また話は別なのでしょうが。

     そういった意味で、果たして面白さとはなにか?という哲学的な問題も出てきているのですが、その答えはいまだ見つからずにいます。
     いつか面白さの正体を突き止めることが出来たなら、それをこのエッセイで書いてやろうと思っています。