僕の後編に相当する本は『ベルアリガード物語』です。
これ、最初に友達に借りて読みました。それから図書館で二回借り直して読みました。最後に自分で買って何回も読みました。
もちろんどうなるかの筋はわかっています。でも、何度でも何度でも追体験が出来て感動も変わらない。小説って優れたアイディアとストーリーで何かを伝えることだと単純に考えていた僕をぶっ壊した作品です。
伝えれば終わりではない。
そこに世界とキャラクターがあってそこで人生が動いていく。それがどれだけ重要なことか。そこには確かに、なんらかの世界がある。その価値は決して失われない。
世界とキャラクターが死ななければ、作品はいくらでも生きていける。
それが斬太さんが別のコメントに書いた魂という物の、僕なりの表現なのかもしれません。
作者からの返信
うぉぉーー。『ベルガリアード物語』ですか!
読んだなぁ。初版で集めたから、途中から白表紙がベージュの表紙になるという、ちょいと腹の立つ現象が。もうあの、かなり読み進まないとベルガリアードの意味が分からないところとか、チェスに引っ掛けたタイトルとか。
一番好きなキャラは、セ・ネドラでした。
あはははは、まさかここで『ベルガリアード』の名前を、しかも油布さんから聞かされるとはまったく予想外でした。
対立は私もできるだけ盛り込むようにしていますね(*´▽`*)
登場人物同士だったり、登場人物の望みと状況であったり……。
作者からの返信
たしか、枷という表現を使われていたこともありますね。
ただ、小説の理論は理論で、全然これだけでは足りないことを最近になって痛感しています。まずここに、面白さを入れなければならない。仏を彫って魂入れずではないですが、本当に大事なことはこの魂であるなと最近は思っています。
一コマ漫画うけました。SF作法覚書、面白そうです、見かけたら買ってみます(本屋って明日以降は一か月休みかしら?)
作者からの返信
絶版ではないでしょうか? ただネットで見ると出てきます。評価は低いのですが。