応援コメント

第86話 小説はプロットがすべて」への応援コメント

  • 激しく同意! プロットのない長編小説なんて考えられません。言い換えれば、怖くて書けない(小心者)耐震計算と設計図なしに高層ビルを建てるようなものだと思います。
    実は、若かりし頃・・・・・・と言っても今二十歳だからあまり変わらないかな?(軽く流してください)長編小説を半分以上書いたところで、バッドエンドをハッピーエンドにしたくてやってみたんだけれど・・・・・・もう二度とやらないと誓いました(笑)ひとつひとつの台詞の言い回しから修正を余儀なくされてもう大変で、労力は半端ではありませんでした。
    起承転結の結の部分が未決定のお気楽小説なら全然ありだけれど(笑)作者に言わせれば「キャラが勝手に動く」らしいから楽そうだけれど。
    長々とごめんなさい(>_<)
    ボクはプロット作りに無茶苦茶時間をかけるので、プロットなしの小説なんて想像できませんでした。

    作者からの返信

     RAYさん、こんにちは。

     なんと、RAYさんは、二十歳だったのですね。こちらにたまにコメントくださる、みかんあきさんが十七歳らしいので、歳がちかいですね。
     というような、話はおいておいて。

     プロットなんですが、これは書く人、書かない人それぞれだと思うのですが、それはつまり、その人の作風と、できあがる小説のタイプによると思います。

     で、ここでぼくが書いているのは、『暴虐のケダモノ・アーマー』というライトノベルでして、高校生をターゲットに書いています。
     ぼくは長編を書くときに詳細なプロットを決めずに、ほぼ思い付きで書き切った過去もありますが、そこは作風しだいかな?と思っていて、昨今はある程度プロットを書いています。たぶんそのプロットは詳細さにおいて、RAYさんの足元にもおよばない杜撰なものだとは思いますが(笑)。

     このエッセイの冒頭部分では、あまりプロットは書いていなかったのですが、この『暴虐のケダモノ・アーマー』に関しては、結局ノート三冊分のプロットを書きまくりました。
     書いては没にし、あらたに書き直し、使える部分は書き写し、書き足し、しまいには何がなんだか分からなくなり、決定した設定をメモした部分を探し出すのに苦労しました。
     ちょっと書きすぎたかも。いや、もう一冊書いて、きっちり清書すべきだったか……。

     で、いま、一人称の子供向けスペース・オペラを書いているのですが、こちらはアウトラインは決まっているのですが、細かいところはほぼアドリブで書いています。
     比較的一人称だと、ノープロットの傾向が強くなるのかもしれません。

     まあ、書き手というのは、ライブ感を大事にする役者でもあり、きっちりお話を作る脚本家でもあるわけですが、最終的に出来上がったものが、どんな世界を読者に与えるか?ということかもしれないですね。
     そこまでの過程で、書き手がどれくらいプロット書いたとか、どれくらい苦労したとか、そんなのはきっと関係ないんでしょう。


     

  •  はっきり言います。斬太さんの言うことは正しいです。でも、カクヨムで小説書いている人のほとんどは共感しないだろうなー。

     カクヨムの人たち、ほとんどプロット書いていないみたいです。それでプロットなしで小説書いて、キャラが動くーとか言って喜んでます。時系列に沿って順番に書いたものをストーリーとか思ってます。書いた後に序盤をいじるのをギミックとか伏線だと思ってます。

     そういうの、わかって欲しいとか思うんですが、わかるとその人はたぶん小説が書けなくなっちゃうのでジレンマです。斬太さんのレベルまで近づかないと、今回の話は無理でしょうね。

    作者からの返信

     キャラクターは、プロットなしでも動くかもしれないですね。ただ、物事を時系列順に羅列してそれがプロットと思ったら、それは少し浅いと思います。

     ただ、そこへ行く手前で、プロットの作り方ってものがあるのですが、たぶんぼくは面倒くさくて、それをいままで一度も語っていないはずです。で、その手法を、設定やキャラクターに応用できる、というか、そのワンオペで行けるんじゃないか?というのが、今回の気づきなのですが、果たしてその高度な(?)手法で書かれた小説が、他人が読んで面白いのか?という重大な問題があります。

     ということで、ぼくはいいと思って作っているんですが、ほかの方の感想を聞きたいなー、ということで、読者選考ないかな?と思っているわけです。