編集済
いわゆるなろう系ウェブ小説ならそれで十分というか、ストーリーすらない作品が多いと思いますが。斬太さんのレベルになると、それじゃあ物足りないでしょうね。
本格的にファンタジーを書こうとするなら、プラスアルファは空気感でしょうか。
現代なら、舞台についての認識には読者との共通の感覚があります。ですが、本格ファンタジーなら全く別の世界にいると認識させつつ、そこに感覚移入(感情移入ではない)させる必要があると思います。
具体的には感覚移入できるように詳細にイメージし、それを伝えられる文章を書く、ということです。
自分でもどこまでできているかわかりませんが、目指してはいます。
作者からの返信
油布さん、お久しぶりです。
なるほど、感覚移入ですか。ひとつ勉強になりました。実際にやるのは難易度高そうですね。
ただ、正直に白状しますと、そこまで本格的なファンタジーをとして書こうとしているわけでもないのです。半面、ゲーム的世界観にしてしまうという安易な逃げもしたくない。
もちろん書く以上は、感覚移入できるようなファンタジーの世界観を表現することに挑戦するつもりではあるのですが、作った設定とプロットがすこし特異でして、ファンタジーにSFが入ってきている。
となると、そこになにか、もう一本、アクションとしての面白さ、時代劇なのか特撮ヒーロー物なのかはわからないのですが、読者をどきどきさせる何かの要素がないと、難しいなーと思っているんです。
それがないと、読者に読ませる以前に、ぼくが楽しく書くのが難しいだろうと。
なにかもう一本、ファンタジーとは異質のライン。それを思いつかない限り、作った設定とプロットでは、話はできないな、思いつくまでこれ以上作れないな、というのが現状です。
なにか素晴らしいアイディア、出てくるといいのですが。
そこを思いついた際には、是非油布さんのおっしゃる感覚移入に神経を使って文章を紡いでみたいと思います。
でも、それって、かなり難易度高かろうなぁ。そこがファンタジーの難しさの本質なのかもしれないですね。
もう一か月前ですから、雲江様の中で答えが出ているかもしれませんけれども。
油布様と似ていますけれど、「世界観」とか……?
ファンタジーではなく、たとえば歴史物でも、その「世界を舞台にするだけの理由」がちゃんとあるのだとしたら、それを描いた方がいいのかな、と思ったり……するのですが、自分自身はできていないことも多いです(;´∀`)
作者からの返信
お察しの通り、答えは出ています。「三国志」でいこうと思います。だだし、歴史的世界観、ではないのです。
むかしゲームで「三国志」が流行ったころ、友達が叫んでました。
「あの時代に生まれたら、好き勝手やって絶対君主になってやるぜ!」
いや、そんなにうまくはいかねえだろう、と思ったのですが、乱世で好き勝手やって出世とかいう、自由な世界観。それでいこうと思ってます。具体的には、支配者と被支配者の抗争みたいな感じで……と。
たしかに、その時代を舞台にする理由は大事ですね。理由がないのなら、現代劇で十分。そういった意味で、ファンタジーは世界観重要なのかもしれません。