第55話 死織とヒチコック
無事予定通りに新作『ときめき☆ハルマゲドン』を公開できました。
初日からフォロワーさんが10人以上ついて正直焦る。
いままではコンテストに出すために公開していたもんだから、フォロー来てー、とか、レビュー来てー、とかいうノリだったわけですが、今回はもう純粋に読んでくれた方に楽しんでもらおうと書いているので、もうプレッシャーしか感じません。
楽しんでくれているのか? 面白いのか? 時間を無駄にさせてはいないか?
前回に引き続き、『ときめき☆ハルマゲドン』のお話をすこし。
まずは主人公2人のモトネタからいきます。
死織の名前は、ゲーム『ときめきメモリアル』の詩織からとっています。容姿は格闘ゲーム『デッド・オア・アライブ』のレイファンから。使う技はモトネタ通り、太極拳。コスチュームとか髪型とか、そこからもってきています。連続技と空中コンボなども、そこはかとなくパクっています。
彼女は、中身おっさんだし、ゲーマーで軍師でもあります。総じてぼく自身に近い部分があるキャラクターです。
そして、うちの作品的にはちょっと珍しく自称が「俺」。漢字です。
そしてその死織とコンビを組む女子中学生ヒチコック。ぼくにとっては異質の存在です。
彼女にはモデルがいます。正確には、キャラクター造形のヒントとなる、実在の人物です。『近況ノートであなたの♡を撃ち落とす』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054885025405)第1話でちらりと触れられているアイドル、欅坂46の平手友梨奈ちゃんです。つっても、顔しか知らんのですが。
ただ、「ヒラテユリナ」から五十音の「ハ行」「タ行」「カ行」なんかは、音的に硬いイメージがあるなと気づいて、意識的にそれらの文字を使い、「ヒチコック」という極めて硬質な名前をつけました。犬の名前からとったわけではありません。
ぼくとしては、いままで書いたことのない突飛なタイプのキャラクターなので、動き出すと面白いですね。ポジティブなんですが、案外簡単に凹んだりします。
そして、始まりました第1章。タイトルは『はじまりの村のオウガバトル』。
章タイトルには、とりあえず第3章まで名作ゲームのタイトルをパクってきています。第1章のモトネタは『伝説のオウガバトル』というゲームです。
怒られたら変えます。
さらに、第1話。あそこだけ雰囲気ちがいます(笑)。シリアスです。あそこで辞めちゃう人もいるかも知れませんが、それは仕方ない。本来はプロローグにすべきところですが、しませんでした。
ここまでだいたい1日2話くらいのペースで更新してきましたが、そろそろ1日1話ペースにします。クライマックスまであまり話は動きませんし、ゆっくりと読んでくださいな。
本作を公開するにあたり、譜田明人さんの『読み専作家の心象風景を晒してみる』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054889767665)を参考にして、あらかじめ書いておいた「あらすじ」に、2行だけ足しました。やはりここまで書いておかないと、読む人にこれがどんな話なのか分からないなと気づいたからです。
それが以下。
『ところが、この「はじまりの村」に敵の軍勢が迫っているという情報がどとく。死織は逃げ出すことを主張するのだが……。』
はい。物語はこのあと、敵の大軍の襲来という危機を迎えます。が、村にいるのは、お気楽中学生のヒチコックと、格闘メインのクレリック死織、そして魔法の当たらない魔法少女のカエデ。
うん。たしかに逃げるのが正解ですね。逃げるをもって上策となす。そりゃそーだ。だけど……。
ってな感じですので、ご期待ください。
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