第54話 新作『ときめきハルマゲドン』について


 で、新作『ときめきハルマゲドン』を、6月1日から連載スタートします。と、同時に『「アニメ新世紀宣言」馬っ鹿じゃねえの!』をコンテストから外します。とくに削除はしません。


 で、『ときめきハルマゲドン』なんですが、『ときハゲ』とぼくは略してます。これは、最初、同題異話だったのです。


 最初の『ときハゲ』は、おそらくカクヨムにくるちょっと前に書いたものだと思います。何話かプロットがあったけど、実際に書かれたのは第1話のみ。第2話の冒頭で筆が止まりました。

 ストーリーは、コンピューター・ウィルスを「ハルマゲドン・ゼロ」というゲームで駆除するという話。コンピューターの中に入って、プレイヤーが敵として存在するウィルスを駆除するんです。電脳版『ミクロの決死圏』ですね。


 この旧『ときハゲ』は、主人公が2人いて、1人は本名アキラ、プレイキャラは剣豪なんです。名前は未定。

 で、相方は死織しおり。名前未定の男性格闘ゲーマーで、プレイキャラはクレリック。ただし、このクレリック、回復魔法や補助魔法よりも、素手の格闘メインで戦います。

 一応オフ会の話なんかもあって、プレイヤーたちが実際に出会うという演出も考えてました。が、中絶。



 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、『ときめきハルマゲドン』という題名は、名作ゲーム『ときめきメモリアル』からとっています。『ときめきメモリアル』のヒロインは「詩織ちゃん」なんですが、『ときめきハルマゲドン』のヒロインは「死織ちゃん」です。しかもネットゲームであり、死織ちゃんの中身は、男でした。




 で、これと似たようなアイディアをカクヨムに来てから思い付き、どうせ書けていない作品だからと『ときめきハルマゲドン』という題名を使用することにしたんです。


 こっちはVR物で、デスゲーム系になります。



 こっちは明日にでも公開するんで、読んでいただければわかるんですが、あらすじをコピーすると、こうです。



            ☆☆☆☆


 異世界からの侵略者『ダーク・レギオン』を迎撃するため、人類は電脳空間に仮想の地球『ダーク・アース』を構築し、ここにVRゲーム・プログラミング『ハルマゲドン・ゼロ』を展開させた。

 この『ハルマゲドン・ゼロ』にプレイヤーとしてログインした女子中学生ヒチコックは、「はじまりの村」で死織というクレリックに出会う。エロいコスチュームに身を包んだ巨乳美女の死織。だがその正体は、中身おっさんの、ただの格闘ゲーム馬鹿だったのであった。

 ところが、この「はじまりの村」に敵の軍勢が迫っているという情報がどとく。死織は逃げ出すことを主張するのだが……。

 地球の命運を賭けて今、ポンコツ・プレイヤーたちの最終戦争が始まる。

 


            ☆☆☆☆



 とまあ、こんな感じです。


 読んでわかると思うのですが、旧『ときハゲ』の死織は、そのまんま使われています。で、あらたに主人公としてヒチコックが降臨してきています。



 本作は自分のために書いたのではなく、読んでくれる誰かのために、その人を存分に楽しませるために書き始めました。そして書いているうちに、夢中になって気づけば自分の趣味爆発。まあ、そんな感じです。


 一応、毎日1話公開の予定でいたのですが、書いたものを確認してみると、各話2000文字前後なんです。つまり、1話がちょっと短い。あんまり引っ張るのもなんなんで、1日2話公開する日もかなりあると思います。


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