第47話 『ときめきハルマゲドン』プロット裏話➁


 なにをやるかをだいたい決めたんだけど、どうにも話にならない。で、こまかいアイディアをいろいろ出すことに。


 ヴァンパイアが城塞都市ラムザ(ラムセスから変更しました)をどう攻略するかを決めたり、ヒチコックの銃のカスタマイズにこだわってみたり。

 「いやー、『ノバック・サイト』ってどう表現すりゃーいーんだろー」とか、どうでもいいことで悩んでました。


 で、第三章は、そーだ『ダイハード』みたいにしよう、と。閉ざされた狭い場所に、異物が入り込むというシチュエーション。でも、中世的なステージだから、『ダイハード』というより『カリオストロの城』になるのかな?



 とにかく話が決まらない。というより、話になってくれない。こういうときは、周辺から攻める。ヴァンパイア三人、いや三人かどうかは分からないけど、とにかく名前を決めて、長女をモルガン。ゲーム『ヴァンパイア・ハンター』からモリガンと思わせておいて、『エースコンバット』の架空戦闘機から。で、次女をキャリバン。シェークスピアから。三女をノスフェラ。


 場面を繋げたり、シーンを作ったりしたけど、やはりお話が見えてこない。


 で、いろいろ考え、長くしよう、と。


 で、表の話と裏の話を作って、二重プロットにし、死織の過去と絡めて……。


 そこに死織の過去を知るカゲロウと死織に恨みを持つモルガン。ある理由があって、死織はモルガンを倒したい、と。


 このプロットだと、もうひとりキャラクターが必要。パグ子にそれもやらせるか、もう一人作るか?





 そのラインで、死織サイドのストーリーを書いてみました。


 よく物語の作成法で「起承転結」とかいいますね。物語の中に、「起承転結」がある、すなわち途中に「転」があるということは、もしかするとストーリーラインが複数用意されているということなのかもしれません。



 もうひとつのラインを、正確には、死織とモルガンのラインの二つを書きだしてみて、思ったんですが。


 ……これ、いったい何の話だろう?



 最初は、ヴァンパイアが襲ってくるだけの話だと思ったんですが、なんかちがう話になりそうです。ただ、あんまり複雑な物語にしたくないので、基本単純なアクション物で行きたいので、本筋であるヒチコックの行動に期待するしかないかなぁ?



 どんなお話になるのか、自分でもさっぱり分かりません。

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