第1章 竜の街に住むメイド

第1話

フラッグの森


森の中には広場のような場所があり広場には、

魔獣が溢れかえっていた。


リザードマン ワイバーン 竜に近い魔獣が多くいる中に一人の男がいた。


男の隣には頭に大きい花を咲かせている人型のマンドレイク種がいた、リアラが言っていた通りであった。男の方レン達が言う、魔獣を操る竜人族の男だった。


竜人の男は焦っている足踏みしながら何か呟く。


「どういことだ!あの街に魔獣の群勢を送り込んだのになんでだ!?」


男は昨夜に魔獣の群勢をラグーに送り込んで状況を確認に行くとラグーの壁にはキズ一つなく

無事だった。


「まさか!?あのギルドが魔獣の群勢を一匹残らず倒したって言うのかそんなことあり得ない!!」


男の言う通りだった昨夜の群勢を一匹残らず倒したのはギルド【デュナメス】しかあり得ないことを。


「こうなったらこの森にいる全ての魔獣を引き連れてラグーに攻め込み!………」


「それはお断りします!」


男の会話に女性の声が入り込む。


杖を持った少女が魔法の名を叫ぶ。


「氷の粒てよ全てを貫け《アイシクル・レイン》!!」


尖った氷が雨のように降り注ぎ魔物達の体を貫く魔獣が溢れかえる広場の真ん中に少年がみえた。

男は今の状況に混乱していて口が開いていたが

我に返った。


「貴様!?何者だ!!」


広場の真ん中に立つ少年はこう言った。


「依頼主から魔獣を退治の依頼を受けた冒険家のレンだー!!」


そう言うとレンは竜人の所まで走る!はレンに近づけないよう、魔獣にアイツを殺せと指示をした。


ガァァー!っとリザードマン達が手に持つサーベルがレンに向ける。


「氷の精霊よ大地を凍てつかせよ!《アイス・グランド》!」

リザードマン達の足が凍りつく何!?っと言う竜人は広場の奥に二人の少女が居るのに気づいた。


広場に奥にいたのはセレナとミュウの二人。


「レーーン!!魔獣の半分は私達に任せて。行くよ!ミュウ!」

            

ミュウは両方の手に剣を持つ、片方は

剣に炎の加護が、もう片方は氷の加護が付いた剣。


「セレナ様の前で恥ずかしい姿は見せれませんこのミュウ、メイドとして魔獣達を掃除させていただきます」


ミュウは魔獣の群れに突っ込むガァァー!っと魔獣達は叫びながら前に出た。


「では行きます!」


ミュウは身体を捻らせて回転にする身体を回転しながらリザードマン達を斬って行く。


回転が終わったあとミュウは一匹のリザードマンに蹴りを放ったあと後ろにいたリザードマンはチャンスだと槍を持ち替え、突出すが避けたミュウはそのまま後ろ見ずに剣を振り下ろし相手は息絶えた。


「ミュウやっぱり強い私も負けてられない、全てを飲み込め《アクアスパイラル》!」


地面に大きな渦が現れ水が溢れだし、地面の上に立っていた魔獣が飲み込まれる。


「主を守る盾よ姿を現せ!《ベルセルク》!!」 


白い胸当てと目以外顔が覆われた白い甲冑のマスクを付け巨大な大剣を背負った巨体な男が現れた。


「魔獣だらけだなセレ、後ろに下がってろ」


「ベルセルク私が魔法唱えている間魔獣から守ってね!」


ベルセルクはフっと笑うと背負った大剣を軽々と持ち上げ魔獣に向ける。


「行くぞ!」


セレナ達の回りを囲む魔獣達ガァーーと叫ぶ一斉に魔獣達が襲うが、ベルセルクは巨大な大剣を軽々と振り回し一匹残らず倒して行く。






      ◆◆◆





「セレナ達大丈夫そうだね」

レンは竜人の男まで走って行く中、リザードマン達がレンを襲う。


マグナをガンナーに変形させて僕は魔獣達に向けた。


「ロックオン!《サンダーバレット》!」


銃口から雷属性の魔弾が数発飛びリザードマン達に当たり体を痺れさせるリザードマン達の足が止まる。


竜人の男とマンドレイクを《鑑定》した、竜人の男の名はバノ、召喚獣は【ラフーネ】相手のレベルが高いのか、スキルでは見れないのが残念だが、大丈夫だと自信がある。


僕はマンドレイクの所まで近づいて行くと竜人の男が叫ぶ。


「ラフーネ!その少年を殺せー!俺に近づけさせるな!」


ラフーネは地面の中から植物のツルを僕に向けてきた!僕はマグナでツルを斬っていくラフーネはツルを何本も出してきた!。


「はぁぁーー!《ヒートブレイド》連続斬り!!」


森を焼かない為に火の属性を抑えた技、全てのツルを斬り捨てていくギャーとラフーネが叫ぶ

動きが止まる。


動きが止まった、この時を待っていった!


(リアラ今だ!)


(はい!) 


スキル《テレパシー》で連絡してから、ラフーネの後ろからレム達が現れる。


「レムー!良いよ!」


(わかったおにいちゃんあーん)

       

ラフーネはスライムのレムに丸ごと飲み込まれた。


「ラ……ラフ……ラフーネがスライムごときに飲み込まれただと!?」


失礼なレムは性別は分からないが好き嫌いしないで出された料理は美味しそうに食べる良いスライムだぞ。


そう言っていると魔獣達が操れていたのが解けたのか、森に帰って行く。


「上手く行きましたねマスター!これで魔獣達は操ることは出来ません」


リアラはヤッターヤッター!っと手を上げてる。


「これで魔獣を操ることは出来ないあとは」

ピキーーーンっと電子音がなったメニューを開くとスキルの鑑定がレベルアップして表示される項目が増えたみたいだ!嬉しい限りだ。


「さぁラフーネはレムが飲み込まれたがまだ抵抗するかい」


するとバノは身体を振るえながら大きい羽が生えた。


「よくも!俺の計画を…………じゃ……ま……を………したなあぁぁぁ!!!」


バノの身体がみるみる大きくなり姿がドラゴン になった。


レンは新しくなった《鑑定》を使うとバノのレベル50だったレンはレベル28まさか相手のレベルが高いとは思っても見なかったらしい。


「セレナまだ終わらなさそうだ」


ドラゴンの姿になったバノは口を開き叫びながらレンに襲いかかる。




ドラゴンの姿になったバノはこっちに向かって来ると、口を開き炎のブレスを吐いた。


僕は手をかざして炎のブレスを向え撃つ


「はぁ!《ウォーターボール》!!」


火事にさせない為にもこれをも使っておこう。


「《アクアフィールド》!!」


レンの手から大きい水の球体を出し炎のブレスに当たると蒸発した。バノの回りにさっきレンが放ったアクアフィールドの水属性の魔力が発生する。


バノはもう一回炎のブレスを吐こうとするが吐けない、水属性の魔力が強すぎて火属性の魔力が出ないのだガァーー!とバノは叫んだ!。


これで火事に成らずに済んだ。


あとはメニュー画面を開いて倒したワイバーンの素材を限界まで素材の数と剣に混ぜて武器を自動作成で……出来た!、ボーナスでドラゴンキラー効果大も付いてる。


【武器】キラーソード 効果Atk+176

ボーナス効果ドラゴンキラー大


評価ランクA


【説明】竜を倒す為に作られた剣。

竜の種族にとって意味嫌う剣である。


キラーソードをアイテムボックスから出す、

片手にマグナもう片手にキラーソードを持つ

スキル「双剣技」を獲得、スキル「双剣の心得」獲得とログに表示された。


「こうなったら貴様の体を引き裂いてやる!!」


ドラゴンのバノはツメを起てこっちに向けてきた!カギィーーー!!鋼の擦れる音が鳴る両方の剣でツメを受け止める。


「何!?」


バノが驚いているが咄嗟に剣をバツにして受け止めたレン。


(身体強化しているから大きい魔獣を相手するのは大丈夫そうだ。次はこっちの番だ!!)




ツメを弾いてドラゴンのバノに向かって全力で走った!スキル「俊足」がレベルアップしてより速く走れる。


それともう一つスキルを獲得した。


走りながらドラゴンの体に昇る、空に逃げないようキラーソードで羽を斬る!するとバノは悲鳴を叫びながら体を振る。


バノはレンを探すが、もうレンはドラゴンの体に乗っていなかった。


バノはいないことに気付き、探すが見つからない。


「あのガキ!?どこだ!?」


「ここだよー!」



バノは上を見上げるするとレンが上空にいたがもう一人隣にいた者を見る。バノは驚く。


「ガキが二人……どうなっているんだ!?」


バノが目を開いてこっちを見ている。自分がも一人いる理由はスキル「分身」これはもう一人の自分をだすことが出来る。


スキルステータスも能力も使えるけどもう一人を操作する必要がある。


上空から僕は地上に落ちていくドラゴンは口を開く。


「そのまま落ちてきたら、喰おうとしているのかな?それは勘弁してほしい」


レンはそう呟くと、二人のレンは両手に持つ剣を広げ、目にも止まらない速さでドラゴンの体を斬り刻む。


「走れ!《ソード・インパルス》!!」




ドラゴンの硬いウロコをいとも容易く斬り二人の連携でドラゴンを斬り刻むその姿は舞姫のように見えるほど。


バノは痛みの声を上げないほどのダメージを受けるバノの姿がみるみるとそのまま人の姿に戻っていき、そしてバノは膝をつきそのまま気絶をした。


「終わった。ラフーネに操れられてた魔獣達も森に帰って行く。依頼達成だな」 


その後セレナ達と合流して僕達はバノを担いでラグーに帰った。

      

レン

ステータス【レベル】50

      


     

   


    ◆◆◆







竜の街ラグーに着いてから僕達はギルドデュナメスに向かい魔獣を操って街を襲ったバノの身柄を渡し。ギルド受付の人にソレスタルの受付してる。クリスさんに依頼達成したことを連絡して欲しいとお願いした。


「レム、街に着いてからずっと寝ているな」



レムは僕の腕の中で眠っている。街に着くと眠ってしまった。


リアラの話しでは召喚獣のラフーネを食べたから消化で体力が消耗してしまった為。回復するために眠っていると言う。


そのあとデュナメスの人達から今回の件について話しがしたいと、報酬の話しであった。


部屋に入ったあとデュナメスのメンバーだと思う人があとから入る。


「よう!みんなお疲れ!感謝するぜミュウ達のおかげで竜人と人間の関係が悪化しないで済んだ本当にありがとう!俺の名前はランディ・ウッド。ギルドデュナメスでギルドマスターの補佐をしている。よろしくなレン」


ランディは笑顔で依頼の件でお礼を言ってから自己紹介した。


顔はイケメンだが笑うと三枚目だ。黒色の髪に体格はしっかりしていた。


「ランディ様。今回の件を早く解決してくれましたのはセレナ様とレン様です」


セレナの表情がドヤ顔する。


「えへへそれほどでも無いかな、でも召喚獣の正体と操れる理由に気づいたのレンなんだよランディ!」


うん?二人は知り合い?っとレンはセレナに聞いた。


「そうだよ。ランディはわたしの隣の家に住んでいて、よく家に遊びに来てたよ」

「【セレ嬢】はよく、家に来ると俺がギルドの仕事で魔獣退治してるから。「今から魔獣の討伐に行くぞ!ランディ」って幼いセレナと一緒にギルドごっこに付き合っていたな。まあその頃からの付き合いだったなアハハ!」


ランディが笑うと、セレナは顔が赤面して、「ランディのバカ~!」っと恥ずかしながら言う。


(まさかサクヤさんとランディさん一緒のアカデミーだったなんて)


レンはランディとセレナは隣同士の仲だったのかっと納得する。


「セレ嬢いい仲間持ったな。で話しを戻すがバノがなんで魔獣で街を困らせたかったか、分かったぞ」


ランディさんの話しを聞くとバノは何処かにある願いを叶える門には〈鍵〉がいる為自分の願いを叶えて欲しい為に召喚獣を呼んだらしい。


だが召喚しても〈鍵〉の場所は分からないまま途方にくれていると、顔も覆われたフードを被った人と出会ったらしいだがランディさんはこう言った。


「バノはそのフードの人に街ラグーに〈鍵〉が在ると言われて魔獣を操って街の中にある〈鍵〉を見つけようとしたらしいだが……。」


ランディさんの表情が困った顔しているどういことだろう?


「記憶がないらしい自分が何を叶えて欲しかったことを」


「記憶喪失?ランディ?」


セレナがランディさんにどういこと?って聞いた。


「分からない。だが何かの魔法で記憶を消された様な感じだ。しばらくは調査をしてみないと判らないな。それと最後にセレナ」


ランディさんが手を突っ込みポケットから紙をだしたテーブルの上に広げると紙には「ギルド結成書」と書いている。


「セレ嬢も仲間が増えたことだそろそろギルド結成しても構わない頃合いだろう」


ランディさんが出した「ギルド結成書」ギルド結成するには条件があって三人以上じゃないと出来ない。


「良いのランディ私ギルド結成しても!でもミュウはいいとしてレンは……」


セレナがレンの方を見るでも、もうレンは決めていた。


「セレナ、一緒に〈鍵〉を探すってことはギルド結成しても一緒にいることは変わらないよ」 

 

セレナの表情に笑顔が浮かぶ。


「ランディ、私!ギルド結成するよ」


「よしセレナ、ミュウ、レン、三人いるからギルド結成を認める。そしてギルドに名は必要だセレ嬢まだ時間はある決まったらまた教えてくれ」


分かった!っとセレナは言う。その後ギルドデュナメスを出たあともセレナはギルド名を考えていた。

「うーんどんな名前にしようかな?」 


「セレナ様まだまだ時間があります今日は私の家でお泊りしていて下さいませ。レン様もお気になさらずにお泊りを楽しんで下さい」


ミュウさんはニコっとすると。


「あとレン様私のことは「ミュウ」と呼んで下さい、さん付けは余り慣れませんので」


「分かったこれからはミュウって呼ぶよ」


ミュウは嬉しそうな表情したそしてセレナが

これだ!っと閃いたらしい。


「ギルド名【アズマ】!しばらくはアズマにしよう」


えーとそれ僕の名字だよねセレナ。


「レンしばらくギルド名【アズマ】ね、じゃ私ギルドに行って伝えてくる!」


「あらあらセレナ様行ってしまいましたね」 


ミュウ結構恥ずかしいようこれは。


とりあえずしばらくギルド名アズマで頑張って行こう早く決まると良いが。

 




デュナメスから出たあとそのままミュウの家に向かい一泊することにした。

レムは起きる気配がないのでミュウが用意してくれた部屋のベッドに寝かせた。


夕食はラグー名物【ドラゴンステーキ】に【ドラゴンポテダ】ポテダは日本で言うポテトサラダ。


デザートに【アイスドラゴンの三色アイス】サクヤさんに負けないほど、どれも美味しかった。 


食事が済んだあとミュウが用意してくれた部屋に帰り作成と加工の用意をする。


バノの件で手に入れた竜の素材で鎧を作成する、竜のウロコをフラッグの森で手に入れたミスリルと合成、ドラゴンミスリル完成。


その後竜の角を細かく砕き、さっき合成したドラゴンミスリルと合成。


こうしないと角に付いてる効果 雷属性無効が付かないらしい。


そしてドラゴンミスリルと自分が使っているライトアーマーと合成ハンマーを手に持ち振り下ろす。


ガキィ! ガキィ! ガン!!


よし!上手くいった。


【鎧】 ドラゴンライトアーマー 【効果】

Atk+100 Def+189 ボーナス 雷属性無効


【説明】ライトアーマーとドラゴンの鎧を合わせた一品さらに軽くなり。耐久性も上がった。

雷属性を無効にすることも可能。



(よし装備してみよう)

鎧を装備すると、重さが感じられない本当に軽くなっている。次はガントレットも作ってっと



【籠手】 ワイバーンの籠手 


【効果】Atk+100 Def+80


ボーナス【効果】格闘技 中 弓技 大


【説明】ワイバーンの素材を作った籠手格闘、弓でも使いやすいよう指は柔軟性がより良くなった。


籠手も装備すると前の籠手は剣を握る以外はなんとなく違和感があったがワイバーンの素材で作った籠手はその違和感が無くなった。


そういえば格闘武器とか弓の武器作っていない

また時間がある時に作ってみようか。


武器のこと考えているとポンっと鳴ってリアラが出てきた。


「マスター、自動作成で作ったアイテムが出来ましたー!このアイテムさえあれば生活に困ることはないですね」


今日ミュウの家に行く前メニュー画面であるアイテムを自動作成しとくようリアラにお願いしていた。


「これをいつ使うか分からないけど作っていても困ることはないからね。そろそろ寝るか」


「はい、おやすみなさいマスター。」


ベッドで横になるとレムがすぅーすぅー眠っている。


「レムのお陰でラグーが大変なことに成らずに済んだよありがとう」


レムの頭を撫でてからレンは眠りについた。




       ◆◆◆





(……お………きて……)


うーん。



(おにい…………ちゃ………きて………)


もう朝かぁ………………すこし……重い?


「おにいちゃん起きて」


「うん?」


レンが目を開くと身体の上に少女が乗っかている。髪は肩まで伸びて、顔は可愛い。


(10歳くらいだろうかあとなんで僕のベッドの上に…)

何が起きたか分からず思考が止まるレン。


するとポン!っとリアラが出てきた。


「マスター、目の前にいる女の子、レムですよ」


レムって確かスライムだったはず隣に眠っているはず隣を見るとレムはいなかった代わりに可愛い女の子がベッドの上に乗っかている。


そういえばセレナから教えてもらったけど確か

【魔族】たまに膨大な魔力を持つ魔物を【魔族】と言う。


その魔物は人に変身出来るって言っていたが、もしかして、目の前にいるのは本当にレムなのか。


「おにいちゃん、おなかすいたー」

言うとギュ!っと抱きついてきた。


初めて会った時もこうやって抱きついて来たな、うん!確かにこの子はレムだ。レンは微笑む。


「レン~朝食の用意……でき…た……」

レンの部屋に入ってきた時セレナの瞳に映ったのはレンが幼い少女に抱きつかれて顔が笑って朝から幼い少女とイチャイチャしてる光景に映った。


「あ……あああ……!」

   

「セレナ?どうしたああ、目の前にいるのスライムだったレ……」


「レーーーーンのーーーーバーーカァァーーーーー!!」

  

セレナは部屋から飛び出した、その後ミュウと二人で来てレムがスライムだったことを説明して納得するまで二人に凄く怒られるレンだった。


      ◆◆◆





レンの誤解が解け朝食が終わったあとのお茶しながら改めてレムが人になったことを話した。


「多分ラフーネの膨大な魔力を吸収して魔物から人の姿になれたのはレムちゃんは魔族になったんだと思うと言うかレムちゃん可愛い~」


セレナはレムの隣に座りながら抱きついているレムは完全に抱きヌイグルミ状態だ。


「セレナおねえちゃんレム、かわいい?」


うんうんと良いながら頭を撫でている。

えへへとレムの表情は緩んでいるレムも嬉しそうだ。


「セレナ様、レム様が元から可愛いのは充分

分かっております今ギルドデュナメスのランディ様から連絡がきました」


ミュウに聞くとランディさんがギルド結成の手続き完了したこと、あとギルド【アズマ】について話しがあるらしい。


その後、僕達は連絡を聞いたあとデュナメスに行った。


「よう待っていたぜ。ギルドについて話しだが……可愛い少女が増えている、レンも隅に置けない男だなーオイ」


ランディが肩を軽く叩く。


「その子レムなんですラフーネを吸収して魔族に進化したんです。」


そうなのか!っとランディはびっくりしている。


「確かに魔族なら人型になれるがこんな可愛い少女になるとはびっくりしたな」


「レムかわいいー!らんでぃにい、かわいいー!」


「おう、レム嬢かわいいようおっと、話しが脱線したな実はギルド「アズマ」の拠点になる場所が見つかったんだそれも!魔力が多く含んだ土地だ!」


えーー!っとセレナはびっくりしているいい土地なのかなっと聞いてみた。


「魔力が多く含んだ土地は自然の恵まれさらにルイスやラグーみたいに大きい街も魔力が多く含んだ土地に建てたりしているんだよ」


セレナが興奮しているそんなにすごいんだ。



とりあえず見に行ってみようかな。




僕達はランディさんと一緒にギルドアズマの拠点になる場所まで馬車で移動した。


「新しい拠点かぁサク姉聞いたら驚くだろうなぁ」

セレナはレムと一緒に座りながら二人ともクレープを食べている、クレープどこに持っていたの?


「クレープおいしい!」


レムは夢中でクレープを食べている。


ミュウはみんなのお茶を用意していた、僕が渡した。


【マジックボトル】冷たい物をや温かい飲み物でも温度変化しない優れ物冷えた飲み物が欲しくなる時があるので作成した。


カップはこの世界の物を使っているミュウがお茶の用意が出来たみたいだミュウが一人ずつ紅茶が入ったカップをもらい僕もお茶をもらった。


「ミュウありがとう、ランディさんギルドの拠点になる場所ってギルド結成をしたら用意してもらえる物なんですか。」


そう僕ら昨日にギルドアズマを結成して浅いのに翌日にギルドの拠点がもらえるのは余りにも

話しが良すぎる。


ランディさんはそうだなぁっと呟く。

「本当は拠点を提供してくれたのは竜の街代表【オルガ】市長なんだよ竜人の件を早めに解決出来たからそのお礼らしい」


竜の街代表オルガ市長この人が拠点を提供してくれたんだ。


「竜人の件でお礼に拠点ってすごく気前いい市長ですね」


ランディさんはにししっと笑う


「あともう一つの理由はその土地を所有しても手に余るらしい、それなら有効に使ってくれる者に渡したほうが良いらしい」


その、オルガさんって人の器が大きい様な気がする。


でも一般では拠点が貰えるのかランディさんに拠点に着くまで聞いてみた。





      




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