第2話

もう少しでゴーレムが暴れてる場所にたどり着く途中で街の広場に出た。


辺り見回すと誰もいない、あるのは真ん中に長剣が落ちていた。


何かの役にたつか分からないが一応持っていよう。


その長剣を僕は拾い手に持つとまるで羽を持ったかと思うぐらい軽い柄の部分が妙な形をして装飾もされている。


『おーい聞こえるーー』


「え!」


『うーん聞こえてないか、しょうがないこっちの空間に呼ぶか』


「何処から?声が……………ウワァァー!」


レンの体が消えていく体が透明になるのはあっと言う間だった。


   



      ★★★



「やぁおはよう坊や」


「うん、?ウワァ!?」

レンの前に綺麗な少女が顔を覗きこんでいる

紅の長い髪に宝石のルビーのような瞳見た目は自分よりも幼い感じがある。


でも、なぜ坊や?さっき街の中に居たそして今居るのは空間?の様な場所だった。


「そう怖がらないで私はこの世界で生き抜くための〈スキル〉をあげるために。この空間に呼んだの時間も止まってるから安心して私の名前はステラ。よろしく坊や」


(何が起きたか分からないけど「ステラ」って名前の少女は僕に〈スキル〉をあげるために別の場所に呼んだってこと」


もう一つは時間が止まっているということ ステラって少女は僕らと同じ人間では無いということが分かる自分の名前を教えて自分になぜ力を渡すのか聞いてみた。


「今から暴れてるゴーレムの処に行ってお姫様を助けにいくんでしょ1本の剣で勝てると思っていたのかい?私が止めていなかったら今頃天界行きよ感謝してね」


確かにあのまま行ってもゴーレムにやられていたかも知れない。


「坊やに授ける〈スキル〉は異世界で生き抜くためにはこれが無いとね。もう一つは今持ってる長剣よそれは別の世界から坊やの力になってくれる者を呼ぶことが出来る[銃剣]よ」


[銃剣]今自分の手に収めてる長剣を見た。柄の部分が妙な形していたのはそのためだったのかと納得した。


確かにピストルのシリンダーに見えるそして〈スキル〉ゲームでもスキルがあると何かと便利な能力一体どんなスキルがあるのか少しワクワクした、あとメニュー画面が目の前に出てきた。


ステータス情報を更新したと表示されている、そういえばまだ自分のステータス確認していなかったので、開いてみた。


レンはステータス情報を開く。



【名前】  アズマ・レン


【種族】人族


【職業】なし


【レベル】1


【年齢】15


【称号】なし



【スキル】「賢者」 「身体強化」 「探知」「成長」「生活」「剣術」「遠目「空間把握」「射撃」「統合」「状態異常耐性」「神の声」

「極み」「信頼」「会話」「翻訳」「心眼」「危険察知」「暗視」「器用」「格闘の心得」「解除」「テレパシー」「生産」「作成」「精神耐性」「無限空間収納」「槍術」「神の加護」          

「ナビ」「釣り」「材料収集」「俊足」

「共鳴」「神気」「殺気」「闘気」「検索」


自身のステータスはレベル1でスキルは色々と知らない間に習得しているなぜ?そしてスキルの中に一つ疑問を感じていたのが解決した。


【スキル】〈翻訳〉どの世界でも自分の話す言葉相手の言葉が分かるようになる。




スキル「翻訳」がここの世界でもセレナと話しが出来た。


武器とアイテムを一通り調べてると、アイテム欄に【召喚石】と書かれてるのがあるステラに召喚石のことを聞いた。


「【召喚石】それさえあれば召喚が必要な道具が無くてもすぐ別世界から召喚することが出来るアイテムそれさえあれば世界を自分の物にすることも容易いあと戦闘に役に立つから持っていきなさい坊や」


「いいのかステラこの石僕に渡してもしこの召喚石を悪いことに使うことがあったら世界が大変なことに使われたら」


「坊やがそんな人間に見えないから渡すのさフフフ坊やがこの異世界で平和に暮らすぐらいの手助けしてもバチは当たらないわ召喚石を渡したことで」


ステラはそう言ってから指をパチっと鳴らすとレンの目の前に小さな女の子が現れた。


「こんにちはマスター。私今日からマスターにお仕えする妖精族の者です。スキル〈ナビ〉で私を呼んでいただきましたらマスターを助けるお手伝いをします。あとスキル〈テレパシー〉で言葉を発さ鳴くても頭の中で会話も可能です。」


「坊やこの子妖精族は色々な世界の知識を記憶しているの冒険で役に立つことが多い。分からない時はこの子に聞きなさい。あとマスターになった者は妖精族に名前を付けないといけない契約がある。ほれほれ、どんな名前を付ける坊や」


スキル〈ナビ〉どんなのだろうと想像してたけど。まさか妖精族の小さい女の子が出てきてさらにマスターって言われ。名前を付けてとお願いされて凄い異世界感出てきた。


少し感動してしまう自分。名前……は青い色の髪に長く纏めてシュシュでポニーテールしている童顔で瞳は髪と同じ色している困ったどんな名前にしよう。


頭の中でレンは、色々と名前を考えてフッとセレナとルイスの街に入るまえに、街道の外に咲いてる。花の名前を教えてもらった記憶が浮かんだ。


「今日から君の名前は【リアラ】だこれからよろしくリアラ」


「私の名前リアラ………はい!、素敵な名前つけてくれてありがとう!マスター!」


リアラは自分の名前を気に入ってくれたようだ、さっき思い出した花の名前【リアラの花】セレナに聞いておいて良かった。


それからステラから妖精族の扱い方あと、

スキルはここに出たら使えるようになるのと

銃剣の使い方も一通り教えてもらった。


「ありがとうステラ銃剣とスキル授けてくれてこれでセレナを助けることが出来るあと一つ気になることが」


「気になることってなんだ坊や?」


ステラは一体何者?と伝えるとステラは微笑む。


「そうだな私はこの世界では坊やの専属の女神と言ったところだこの世界で暮らしていくには色々とお金と知識と力が必要だからね、もしまた困ったことがあったらいつでも呼んで力を貸すぞ」


「分かったまた困ったことがあったらよろしく頼むステラ。行ってくるよセレナを助けに!」

レン大きいく光り輝く開いた穴に向かって歩きだしレンは消えた。


「行ったか……私がまさか【召喚の女神】で召喚獣と間違えて坊やをこの世界に呼んでしまった。なんて言ったらきっと怒るだろう、なら責めての償いにこの世界に存在しない。「ユニークスキル」と銃剣とスキル渡したからこの世界で死ぬことはないだろう、ウフフ」



ステラは笑うセレナが召喚を失敗してレンをこの世界に呼んだではなくステラの失敗でレンがこの世界に呼ばれたなどステラ以外はだれも知らない。

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