めっちゃ慕われるグレープ

フ「腰大丈夫?」サスサス

ジェ「じゃぱりまん持ってきましょうか?」ニコニコ

マ「私もグレープさんを触」タラタラ

イ「お前はやめとけ」


……どうしてこうなった。


何故か今日はみんな僕に親切だなぁ……。

特にフルル。

めっちゃなでなでしてくる……。

特にフルル。


グ(えーっと、みんな何で僕に優しくしてくれるんか?)

ジェ「今日が『敬老の日』だからですYO☆」

忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!


いやぁ元動物状態とはいえみんなから慕われるとはなぁ……。

ジェ「はいじゃぱりまん」

じゃぱりまん……美味しい。


プ「あ、グレープ!今日は練習お休みだからゆっくり休んで♪」

プリンセスもか……。

コ「えっと……必要な物があったら言ってくれ!あ、縄とかいるか?」

そんなんで喜ぶのマゾなお前だけだろが!


グ(ま、まあ嬉しいんだけどねぇ)モグモグ

フ「なんかあったら遠慮なく言ってね~。」

グ(じゃあフルルとじゃぱりまん食べたい)

フ「うん」モグモグ

グ(フルルに撫で回されたい)

フ「んふふ~」

グ(フルル……はっ!)


フルル以外のみんなを忘れてた!


どうしようフルル以外のみんなも親切にしてくれたのに踏みにじっちゃったうわすごい冷たい目で見てくるどうしようどうしようフルル~……。


あ……えと……何か話題を出さんとな……。

いくら僕の声がフルルにしか聞こえないとはいえフルルも気まずそう……。


グ(……非常ボタンってちょっと押してみたいよな!)


何故に非常ボタン。


フ「分かる~!」

話題成立しちゃった!

まあ折角成立したし……僕とフルルは他のメンバーを忘れてこの話題でしばらく話した。めでたしめでたし。




〈おまけ〉

フ「グレープよしよし~。」

コ「また撫で回して……。敬老の日は終わったぞ?」

フ「え~?いつも通りだよ~?」

コ(え……まさか昨日は通常運行だったのか……!?)

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