ホモホモしいほどキミが好きだ!クリスマス大会!
ふっ。まさか、二日連続でヤラナイカするとはな…
やらないか。
クエスチョンマークではなく読点なのがミソ。
やらないか!
うわっ。渉が怒ったぞ。これはこれは…
竹内緋色は痔なので、エクスかリバーは難しいです。
ななかちゃんの秘密、知ってるんだな、ごめんよ。キミの大叔母様くらいを攻略したからね。はい。
垂れ流してたギャルゲがかなり急にシリアスになって、正直ビビってます。山口達平さん、容赦ねーな…
んで、ホモホモ2弾だ。
これはちょっとした実話である。
まず、前提として、竹内緋色はホモではない。ただ、非常に女々しくて、外見上その女々しさを分かる人間がいなかったということだが――まあ、ゆっくりホモってくださいよ。
それは今となっては遠い残響。音のように目に見えなくなりつつある記憶の欠片。でもね、思い出せば口ずさむ歌のように――気がつけば思い出してるんだ。
私と彼とは小学校から高校までずっと一緒だった。でも、そんなに話すこともなくて、彼がそれほど私に親しみを持っているとは思っていなかった。
高校に入って私たちは同じ学校に通った。もともとそこそこの進学校だったので、中学校から進学したのはたったの6名。私と彼ともう一人の男子の3人で通学するようになった。
待ち合わせ場所はいつも駅のプラットホーム。彼ともう一人の男子は同じクラブに入っていたけど、私だけは別のクラブだから、行きだけが彼と一緒にいられる時間だった。
それはありきたりな日常。そんなに楽しい話もせず、ただ3人一緒にいるだけの時間だったと思う。
そう。初めから終わりまで、何も変わってはいなかったんだと思う。
変わってしまったのは私なんだ。
それはある日のこと。
彼が急に私の肩に手を置いてきた。それは何一つ意味のない行動。だって、私たちはじゃれあう中で体に触れてしまうなんてこといっぱいあったはずなんだ。だけど――何故かドキドキしてしまった。
ダメなんだ。だって、私と彼は――
でも、よく分からない何かが私の中から沸き上がってきて、それがひとりでにグルグル回っていってしまって、回転し続けて――
ふと彼の顔を見てしまう。それも唇を見てしまった。
天然の色素の薄い茶色の髪。白くて女子みたいな肌、そして、薄いピンク色の唇――
その後、1ヶ月ほど彼を見ると変にドキドキしてしまった。同じ空間にいると体が熱くなって、思っていることがばれてしまわないか不安になって――
まあ、気がつけばそんなこともあったなーくらいで終わりましたとも。
でも、竹内緋色的に一番の人生の危機だったと思うね。竹内緋色、男だからさ。
いや、女子に興味がなかったわけじゃないのですよ?ただ、その当時好きだった子とはあんまり仲良くなりたくない理由とかありましてね。あれもまた、運命の悪戯というか、なんというか。
竹内緋色は片想い至上主義ですし!
それにさ、竹内緋色が破滅的人間だとか、家族関係とか色々ハードルがあって…とか言って自分のチキンさを誤魔化したり…と。
え?ワシの求めてるのはホモだって?じゃあ、もっとホモってやろうじゃねえか。
男の娘キャラっていないよね。背がちっちゃい子で童顔とかいたけど、性格いいやつ少なかったなぁ。あんまり頼りになりそうになかったなぁ。
というか、竹内緋色は自分に向けられる好意が嫌いなんだ。何でだろうってまあ、これにもトラウマがあるのですが…
残念ながら、これが竹内緋色の最大級のホモイングです。最高のホモイングどらま〰️
はヴぁぐっなーい。
リア充の皆様が永遠に幸せでありますように。
竹内緋色以外の人間に全員カップルができますように。竹内緋色が人類最後の童貞になれますように。
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