第2話ベリーショートカットの男子ー葵目線ー
ある日、学校前の道を歩いていたとき、屋上のふちに人が立っていた。
ベリーショートの男子。だいぶ前に私に告白してきた子。
私ははっきりというとモテないタイプだけどそれでもいいと言ってくれた男子。
私は嬉しくてすぐに承諾してしまった。私は後悔した
それが悪夢の始まりだったのだから...
次の日それは広まっていた。一人の女子が言う
「ねえねえ知ってる?葵がさぁ連と付き合ってるって(笑)」
とりまきが言う
「えーならさぁこいつも虐める?(笑)」
もう一人が言う
「じゃあいじめられカップルじゃん(笑)かわいそー」
その声にみんなが賛同する。リーダー格の女子が私の耳元で言った
「虐められたくなかったらさっさと生ごみと別れろよ雌豚」
といった。生ごみは連の愛称だ。
だから私はテキトーな人と付き合って連と別れた。
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