第3話背の高い男子ー連目線ー

さぁ、今日こそと靴を脱ぎかけたそこに背の高い男子。また声をかけてしまった。

背の高い男子は語る。

「クラスでの孤独を、無視されて奪われて居場所がないんだ」

って。また口をついて出た

「ふざけんなよ。そんなことぐらいで俺の先を越そうだなんて!

それでも家では愛されてあたたかいご飯もあるんだろ」

「お腹が減った」って背の高い男子は消えてった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る