他人からの視線に対する人の生き方を考えさせられる

 周りの目を気にして生きるってのは今の時代当たり前って言ったら当たり前だけど、その視線の内容がどうかは人それぞれだし、見る人と見られる人とでは内容の齟齬があることもしばしば。視線を送るにしろ、送られるにしろ、その視線には意味があり、人と付き合っていく上では無視できないな、と再認識されました。
 内容ですが非常によかったです。ただ5000字制限のためか、中盤ちょっと展開が急だったかな?とは思いました。ただ綺麗にまとめられていてとても読みやすかったです。次回作があるのなら、今後どのようなプロセスを経て二人がつながっていくのか気になります。