第3話「その頃…」

「ハズビー主任ダリル中尉より通信が着ていますが…」

「繋げてくれ」

………

「久しぶりだねハズビー主任、ジオングの状況はどうかね?」

「予定通り進んでおり、上半身の調整まで来ています。」

「うむ、上層部の意向なのだが、その機体は

名の通りジオン公国のプロパガンダとしての意味を果たさなければならない。

よって、大きな戦闘が始まり次第ニュータイプと思われる人物をのせ、敵艦隊に向け出撃との事だ。」

「では、対艦能力を重点的に強化するという事でよろしいでしょうか。」

「ああ、それでよろしく頼む。コストは無視してくれて構わない。伝令は以上だ。

それでは失礼する。」


……

「S計画はどうなされるですか?

このまま行くとシャア少佐が乗ることになりそうですが。」

「どうにも出来んよ…軍の上層部に逆らう事など。ジオングは対艦戦闘に重きを置いた

MSになるだろう、汎用機体としてS計画のMSは使えばいい。」


「ではそのように手配しておきます。」



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