11/15 ベルリン ポツダム


朝、唇が切れて出血していたのでリップクリームを買いにベルリン中央駅の薬局に行った。

どこを探せばいいのか全く分からなかったところ、女性店員さんが教えてくれた。背が高くてちょっと怖い感じ人だったが助かった。


朝8:40頃。

通勤ラッシュの時間帯を若干過ぎているとはいえ、列車内は日本の都市圏とは比べ物にならないくらい空いている。座席には普通に座れる。自転車を持ってくる人もいる。中央駅から五駅も離れれば席はガラ空きだった。

ベルリンの壁崩壊から18年。

出遅れた分を取り戻すには、まだまだ時間が必要ということか。


「ポツダム」

ポツダム宣言で有名なあの都市。

規模は中堅程度。

ポツダム中央駅の店はベルリン市内とは若干違った。

地方によって展開している企業が違うということか。

でもパン屋やカフェがあることに変わりなし。

小さなカフェで紅茶を頂いて一休みした。


雨にも関わらず街中には人が多く賑わっていた。

古風な建物が立ち並ぶ情緒ある雰囲気の街並みだった。

列車の一日券でバスにも乗れるのがありがたい。

二車両が連結した大きなバスに乗った。


サンスーシ宮殿は庭園が広大で、のどかな雰囲気の場所だった。

工事の騒音が残念だった。宮殿内には入っていない。

雨が強くなってきたので長居できず早々に撤退。


その後、列車でベルリンに戻る。

またアレキサンダープラッツのデパート「ガレリア」のセルフレストランで昼食。

雨の中を歩き続けてずいぶん身体が冷えてしまったので、暖かい食事と飲み物を頂いた後、少し長めの休憩を取る。


都市部を見て回るのもいい加減飽きたので、郊外にあるベルリンの森へと向かう。

観光地でもなんでもない、ただの森だ。

一応、遊歩道はある。(舗装はされていない)

ずっと都会にいたせいか少しだけ心が和んだ気がした。

幸い雨が止んだので、森の小道をゆっくり歩くことができた。


最寄りのGrunewald駅は無人の小さな駅だ。

周囲には小さなカフェとスーパーマーケット。

あとは住宅街。

付近に高速道路がなければ静かで良い場所だったであろう。

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