11/14 ベルリン
相変わらず早起き。
フランクフルトのように早朝にパン屋がやってないといけないので、昨日スーパーでパンを買っておいた。
一泊2万円近くするホテルで1個1ユーロしないスーパーのパンを、ミネラルウォーターと共に頂く。
パンの名前は分からない。日本では見ないパンだ。
顎が疲れるので比較的柔らかそうなパンを選んだ。
これはこれでおいしい。
午前9時、ホテルを経つ。
ベルリン中央駅周辺は開発途上の区画なのか、ホテル以外はほとんど何もなかった。
なるほど、首都の中心部にしては人が少ないはずだ。
「フリードリヒシュトラーセ」
フリードリヒシュトラーセ駅はSバーンとUバーンが交差する駅なので、こちらの方が拠点としては良かったかもしれない。駅の規模は中堅都市程度だが駅周辺は店が多く賑わっていた。
フリードリヒシュトラーセ駅からアレキサンダープラッツ駅までは散歩がてら徒歩で向かう。
途中、ベルリン大聖堂を見る。これまた立派な建物だ。
この大聖堂を建てたことで、人々は救われたのだろうか?
公園で移民者らしき女性に署名を求められた。当然、署名後に募金を求められることも分かっていた。よくある手口だ。私は偽名を書いて、お金は渡さなかった。なにか喚いていたが無視した。
私に近付いてくる人間はお金目的でばかりでうんざりする。
でも、駅でどの列車に乗るか迷っていたら親切に教えてくれたおじさんがいた。
ちゃんと良い人もいてホッとする。
「アレキサンダープラッツ」
ベルリン随一の繁華街。
平日にも拘わらず多くの人で賑わっていた。
駅の規模はフリードリヒシュトラーセと同じくらい。
飲食店が多く、アジア料理、インド料理の店があった。
駅前にある「ガレリア」はフランクフルトにもあった大型デパート。
セルフレストランと無料のトイレがあり拠点として使える。
→後に無料でなかったことが判明。筆者が行った時たまたま係員が席を外していただけだった。
「オスト」
古いマンションが多い住宅街。
駅を出てすぐのところにベルリンの壁があった。
今はアートギャラリーとなっていた。
「ポツダマープラッツ」
ここも繁華街。いや、どちらかというとビジネス街かもしれない。
繁華街とビジネス街が混在する街とでもいうのか、そんな感じだ。
ユニクロがあった。
「ゾー」
ここも繁華街。
これだけあちこちに繁華街があるとは、さすがは首都ベルリン。
動物園がある以外は他と同じように見える。
動物園に入るつもりはない。
これ以上都市を見て回るのは無意味か……。
駅にある店も、どこもだいたい同じチェーン店だ。
パン屋、本屋、スーパーマーケット、マクドナルド、アジア料理店、ドーナツ店、スターバックスなど、どこへ行っても同じような看板が並ぶ。
日本と同じ、資本主義が支配する街だ。
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