11/13 フランクフルト→ベルリン


今日は少し起きるのが遅くて朝5時半くらいに目が覚めた。

それから、顔だけ洗ってさっそく駅にパンを買いに行こうと部屋を出たところ、すでに無料のコーヒーと紅茶がなくなっていた。クロワッサンもない。

皆さん早いですね……。


仕方なく、今日はパン屋で紅茶を頼んで一緒に頂くことにする。

いろいろ種類があったが、発音しやすいブラックティーにした。


朝9時にはホテルをチェックアウト。

フランクフルト中央駅から地下鉄でフランクフルト空港へ。

まずはチェックインするも、荷物代がチケット料金に含まれておらず30ユーロ余分に支払う必要があった。ホテルでの謎の税金といい、予定外の出費がかさむ。

これなら高速列車で行った方が良かった。

だが、予約した時点では高速列車の乗り方がよく分からなかったためどうにもならない。


中央駅も空港も、壊れているエスカレーターがけっこうある。

重たいスーツケースを運ぶのに困る。


空港でパックのsushiを食べた。

ご飯がかなり圧縮されていて、まるで別の食感だった。

醤油の味だけが、かろうじて日本食であることを伝えた。


テーゲル空港行きの国内線は機体が古く満員で快適とは言えないが、一時間少々のことだ。

お菓子と飲み物のサービスがあった。短いフライト時間でよくやる。

全員に配り終えて10分もしたら、もう着陸体制に入ったよ。


テーゲル空港の規模は福岡空港程度。

大国首都の空港としては小規模だ。

しかも、列車がなくバスでしか中央駅に行けない。

バスはだいたい日本と同じシステムだった。


「ベルリン」

ベルリン中央駅は新しくて大きいが、ここも大国の首都にしては小規模。

地下も含めた全体規模はフランクフルト中央駅より小さいくらい。

店の数は若干多いか。

30分もあれば一回りできそうだ。

それほど混雑しておらず、夕方の時間帯でも人が溢れかえるほどではなかった。


「シュタイゲンベルガー ホテル アム カンズラアムト ベルリン」

ベルリン中央駅付近のホテル。けっこう高級。

さすがに高額なだけあって、部屋は広く豪華。

ミネラルウォーターは二本まで無料。(寒いからそんなに飲めない)

備え付けのミニバーのコーヒー・紅茶は有料。

バスローブなし。


サービスは「ル メリディアン」に劣る。


防音性は非常に高く、中央駅がすぐ近くにあるにも拘わらず、ほとんど音が聞こえてこなかった。玄関付近で大音量の音楽を流してデモみたいなことやっていてもホテルを出るまで気が付かなかった。

部屋が薄暗いのは同様。

WiFiのつながりがよくないのも同様。

暖房の効きがよくないのも同様。

カーテンが電動で開いたり閉じたりする。すごい。


ベルリン中央駅で夕食。

あまりお腹が減ってなかったのでサンドイッチと紅茶で済ませる。

サンドイッチはライ麦パン。固いので注意して食べる。


それから駅構内を見て回る。

といっても、あるものはだいたい同じだ。

パン屋、レストラン、カフェ、ドーナツ店、SUSHI屋、アジア料理、薬局、両替商、スーパーマーケット。


フランクフルトやケルンに比べパン屋が少ない。

駅構内に鳩が飛び回っていなかった。(ドイツで初めてかも?)

スーパーマーケットは安くて便利で使えそうだ。


外では、まだデモみたいなことをやっている人たちがいた。

ホテルに戻ろうとしたところ、警官に呼び止められ、どこへ行くのか質問された。

ドイツ人は身体が大きいこともあり、すごい威圧感だった。

デモ集団より警官の方が怖いと思った。

実際問題、デモ集団から逃げることはできても警察から逃げ切ることはほとんど無理。

デモ集団は荒々しいだけの素人だが、警官は格闘訓練を受けているから強い。国家権力という後ろ盾もある。

その気になれば罪をでっち上げることもできるわけだし、下手に目をつけられたら詰む可能性がある。

ただでさえ東洋人は目立つのだから、なるべく怪しまれないよう努めることだ。

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