結ノ文

 ――しかし、希望の時は一年という短さで終焉を迎えた。


 一人はそのときを待たず生涯を終え、

 一人は消息を絶ち、

 一人の希望が消え、絶望の『鬼』が現れた。


 三人の『鬼斬り』がなきあと、千年の間、新たな『鬼斬り』が現れることはなかった。


〈続〉

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