偽装雷撃 同日 一八〇八時
「戦隊を二手に分けるの?」
副長の提案にじっと耳を傾けた後、座席にすわるホレイシアは不安そうな声で言った。
リチャードが告げた今後の方針は、〈ローレンス〉と〈レックス〉に敵駆逐艦群の相手をさせ、重巡については〈リヴィングストン〉が単独で足止めするというものであった。決して有利とはいえない戦力を更に分割するのだから、ホレイシアが難色を示すのも無理はない。
リチャードはそうですと答えつつ頷いた。
「我々を無視して船団のほうに向かわれては困りますし、重巡のほうと協力して挟み撃ちしようとする可能性もあります。それらを防止するために、敵駆逐艦群を牽制すべきと考えます」
「確かにそうだけれど、一隻だけで重巡洋艦とどうやり合うつもり?」
「ひとつ、考えがあります」
リチャードは自身の腹案を、ふたたび上官にむけて語った。
「いかがでしょうか?」
「……分かったわ、それでいきましょう」
そう答えたホレイシアは受話器を手に取り、後続する僚艦たちを呼び出した。反転して敵駆逐艦群を迎撃するよう命じ、〈ローレンス〉艦長へその指揮を一任する旨を伝える。敵はすでに主砲の射程圏外に脱しており、先程まで響いていた砲撃音はいつのまにか止んでいた。
彼女が受話器を戻して、しばらくすると左舷見張り員のひとりが声をあげた。
「〈ローレンス〉、回頭します!」
レーダー室からも同様の知らせが届き、更に〈レックス〉も動きだしたとの報告がすぐに寄せられる。リチャードは心の中で、彼女らの無事と健闘を祈った。
そのさなかに、左舷側で光がまたたいた。先ほどとは別の、左舷見張り員が知らせてくる。時刻は一八一一時をまわっていた。
「八時の方向、照明弾!」
恐らくこちらの位置を把握するために、敵重巡が放ったものだろう。リチャードが顔を上げたのとほぼ同時に、ホレイシアがレーダー室に向けて尋ねた。
「敵重巡の位置は?」
三〇秒ほどして、電話員が返答をつたえようとする。
「敵重巡は現在…」
その時、右舷の遠く――敵重巡がいるはずのほうで、小さな赤い点がいくつか見えた。少し遅れて轟音が鳴り響き、右舷側の見張り員が半ば叫ぶように報告する。
「発砲を視認、一時方向!」
〈リヴィングストン〉めがけて放たれた二〇・三センチ砲弾は、秒速八〇〇メートルほどのスピードで飛翔した。空気を切り裂く甲高い音を響かせるそれが、リチャードたちの頭上を通り過ぎる。着弾は左舷側、二〇〇メートルほど後方の海面で生じ、駆逐艦のものとは比べ物にならない、大きな水柱が次々に立ちのぼった。
「……敵重巡はただいま左一五度、約七海里にあり。三〇ノットで北へ向かいつつある模様」
電話員が気を取り直して、レーダー室からの返答を知らせてきた。東に進む〈リヴィングストン〉にたいし、相手は南からその針路を横切るような針路をとっている事になる。
「距離を考えれば、副砲を撃ちはじめるのも時間の問題ね」
ホレイシアはそう呟くと、水雷長が立つ海図台のほうを見た。
「エリカ、右魚雷戦用意。ただし、準備だけよ」
「……了解しました」
ハワード大尉が残念そうに答えるのを見ると、ホレイシアは続けて副長に視線を向ける。リチャードは、ただ静かに頷いた。
帝国の重巡洋艦を足止めすべく、彼が提案したのは偽装雷撃であった。魚雷を発射したように見せかけ、相手に回避行動を強要してその針路を狂わせるのである。〈リヴィングストン〉が搭載している魚雷は発射管内の二発だけだが、この方法ならば何度でも実施できる。いわば魚雷の存在そのものが、大きな武器になるわけだ。(ただホレイシアが指示した通り、機会があれば発射できるよう準備はしている)
とはいえ、簡単に出来るかどうかは別である。雷撃をおこなう際は……
一、射程距離にまで接近
二、発射管を目標へ指向すべく針路を調整
(多くの場合、目標と並走という形をとる)
三、彼我の針路、速度を確認して発射管を指向
四、タイミングを見計らって発射
以上のようなプロセスを踏むが、見せかけであっても一と二の手順は最低でも必要である。そして魚雷の射程距離は、大砲のそれと比較するとかなり短い。走行スピードをどれ位にするかにもよるが、それでも〈リヴィングストン〉が装備しているものは、主砲の九キロにたいして五キロ程度が限界だ。砲弾が飛び交う中で、それだけ距離を詰めなければならないのだ。
敵弾が断続的に降り注ぐ中で、ホレイシアは航海長に命じた。
「ジェシー、針路そのまま。敵重巡に三海里まで近づいてちょうだい」
シモンズ大尉は無言でうなずき、操舵室に指示をつたえた。彼女の口調と表情は、石のように硬くなっている。駆逐艦の数倍に匹敵する砲火をはなつ重巡洋艦めがけて、何海里も――そのうえ主砲が射程外のため、しばらくは反撃も出来ない状態で――駆けねばならないのだから不安になるのは当然だ。艦橋要員の多くもそれを察して、みな似たような顔をしていた。
それから〈リヴィングストン〉は、弾雨をくぐり抜けて東へ進んだ。闇夜に輝く照明弾の光をバックに、水柱に周囲をかこまれながら二七ノットで洋上を走り抜ける。白波を乗り越えて大きく揺れるその船体は、全身に海水を浴びつつ一心不乱に駆けつづけた。
今のところ命中弾は無く、敵重巡は照準に苦労しているようである。レーダーの補助があるとはいえ、夜間に小柄な駆逐艦を狙うのだから当たり前ではあった。
だが、決して安全であるとも言い切れない。あくまで「まだ当たっていない」だけであり、敵弾はおおむね一〇秒に一度の頻度で、〈リヴィングストン〉めがけて飛んでくるという事実は変わらないのだ。そのうえ至近弾も多く、水中をつたう衝撃波や砲弾の破片が、次々に船体へと襲い掛かってきた。
「応急班より報告!」
敵重巡が新しい照明弾をはなった直後、ずぶ濡れの艦橋で電話員が声をあげた。
「現在までに右舷で五か所、左舷で三か所の漏水を確認。応急修理は六か所にて完了、引き続き修理を進めつつ、各部の点検を実施中とのことです!」
「了解」
報告を聞いてリチャードは、そう答えて応じた。座席に腰かけたホレイシアも、こくりと頷いているのが見える。応急班の指揮は対潜長のフレデリカ・シモンズ大尉に――水上戦闘では出番がないため――まかされている。
班員に指定された乗組員たちは今、艦内を駆け回って漏水を止めようと四苦八苦していた。備え付けのポンプを用いて排水しつつ、角材を損傷個所にいくつも押し当てて破孔を塞ぐのだ。刺すように冷たい水を浴びながら、彼女たちは必死に作業を進めていた。
彼我の距離が五海里にまで迫ったとき、見張り員のひとりが大声で知らせてきた。
「敵重巡、副砲も撃ちはじめました!」
目標が砲撃を撃ちはじめてから、すでに三分ほどが経過していた。既にその位置は、〈リヴィングストン〉のほぼ真正面である。それまで目標の前後――四基の主砲塔より伸びていた砲火が、舷側に置かれた三基一〇・五センチ連装砲からも発せられているのをリチャードはその目で確認した。
「ジェシー、現状では後部主砲が撃てないわ。針路を左に三〇度修正して」
「は、はい」
ホレイシアはシモンズ大尉へそう言うと、砲術長のフーバー大尉にも、準備ができ次第射撃を開始するよう指示をだした。〈リヴィングストン〉は人工の光に照らされながら、船体を傾けて舳先を左舷側に転じていく。まもなく、変針完了の報告がシモンズ大尉よりもたらされた。
前後にある主砲塔が火を噴いたのは、定針から三〇秒後の事である。
強烈な閃光、そして耳を塞ぎたくなるような轟音を合図に、一〇・二センチ砲弾がアイスキャンディのような航跡を空中に描いて次々に方向から飛び出していった。砲火でおおまかな位置を確認できるため、照明弾はつかっていない。重巡の主砲と比べればささやかな威力しかないが、撃たれっぱなしよりは百倍マシである。
見張り員が嬉しげに叫んだのは、各砲がおおむね四発目を撃った直後であった。
「目標に命中を確認! 命中しました!」
それを聞いて、艦橋要員たちは歓喜の声を上げた。夜間射撃という条件は敵と同様だが、こちらの標的は大型艦のため――あくまで比較的であるが――狙いを付けやすいのだ。将兵たちの気持ちに応えるかのごとく、射撃音が太鼓を連打するように連続して響きわたる。合計四基の主砲は、毎分一五発の発射速度を遺憾なく発揮しつづけた。
以後、〈リヴィングストン〉は砲撃を継続しつつ、帝国軍重巡のほうへと接近していった。目標の砲撃に負けぬ勢いで、次々に砲弾を送り込んでいく。
一〇・二センチ砲弾が吸い込まれるように命中し、次第に目標のそこかしこで、小規模な火災が発生していった。だが敵の攻撃は、まったく緩む様子がない。
(まるで、象を針で小突いているようなものだな)
リチャードは思わず、内心でそう呟いた。戦艦ほど重装甲でないとはいえ、重巡洋艦にとって駆逐艦の砲撃は豆鉄砲とさして変わらないのだ。今のところは、心理的圧力以上の効果を発揮できていないだろう。だが抵抗の意思を示すことで、敵が船団への接近に躊躇いをおぼえれば十分である。
一方で敵重巡の砲撃も、副砲のそれが加わったことで激しさを増していた。〈リヴィングストン〉を取り囲む水柱の数も増え、衝撃で船体が何度も左右に揺れ動く。
突然、振動と共に耳障りな高音が鳴り響いた。敵の放った副砲弾、そのひとつが艦橋構造物をかすめたのだ。間一髪の出来事に、その場の将兵たちはみな冷や汗をながした。軽量・快速に重点をおいて設計される駆逐艦に、敵弾をはじく装甲など存在しない。
「目標との距離は?」
「約三海里です!」
ホレイシアが尋ねると、見張り員が返事をよこしてきた。リチャードが腕時計を見ると、一八一八時を指している。シモンズ大尉がホレイシアのほうを見た。
「艦長、変針でよろしいですね?」
航海長の言葉に、ホレイシアは無言で頷く。シモンズ大尉はすかさず羅針盤へと視線を移した。
「敵重巡と並走する! 取り舵いっぱい!」
「ヨーソロー! とぉーりかぁーじ、いっぱい!」
羅針盤の前に立つ航海士が、操舵室につながる伝声管に大声で指示を伝える。操舵室で舵輪がまわされ、〈リヴィングストン〉は左折を開始した。
あまりに急激な転舵により、船体は右舷側へ、いまにも海面に触れそうなほど大きく傾いた。〈リヴィングストン〉は洋上に円弧状の航跡を残しつつ、反時計まわりに針路を転じる。その間も敵味方の砲弾が、周囲に飛び交いつづけていた。
「副長、果たして上手くいくのかしら?」
船体の傾斜が元に戻り、艦が定針するとホレイシアが呟く。
「着任したころに一度お話しましたが」リチャードは言った。「帝国海軍の兵力は、我々と比較すると劣勢です。そのため彼らは水上艦艇の損失をふせぐため、戦闘ではひどく消極的な態度をとる傾向にあります」
副長の言葉を聞いたホレイシアは、疑わしげな表情で尋ねた。
「本当なの?」
「はい」
リチャードはハッキリと肯定した。
「少なくとも、水上戦闘を経験した同期たちからそういった話を聞きました。嘘かまことか帝国では、正式な命令になっているという噂もあります」
彼がそこまで言うと、〈リヴィングストン〉の右舷側で滝を思わせる爆音がとどろいた。着弾によって海水が噴き上がり、艦橋にドッと降り注ぐ。
ホレイシアは水しぶきを浴びたにも関わらず、身じろぎもしなかった。
「……分かったわ。結果はともかく、やってみる価値はあるみたいね」
ホレイシアはそう言うと、敵の動きに注意するよう見張り員とレーダー室へ命じた。艦橋に立つ将兵たちの多くが、右舷側にいる帝国軍重巡へと視線を向ける。
〈リヴィングストン〉と並走する形となった敵艦は、斜め前――三海里弱の位置で航行を続けていた。こちらが二七ノットで進んでいるのに対し、目標は三〇ノットと優速である。このままでは、彼我の距離はどんどん開いてしまうだろう。
(さあ、どうなる?)
先ほど自信満々に答えたリチャードも、さすがに内心は不安を感じていた。彼もまた、敵重巡のいる方角をじっと見つめている。
突然、そのシルエットに変化が生じ、右舷見張り員のひとりが声をあげた。
「目標、変針します!」
報告は、少し間をおいて更に続いた。
「敵重巡は右舷に転舵、北東の方角へ進みつつあり!」
それを聞いたリチャードは、肩を荒げてふかく溜息をついた。周囲の将兵たちもおなじように、安堵の表情を見せている。目前の座席に腰かけたホレイシアが、頬を緩ませて彼のほうに振り向いた。
「うまくいったわね」
「はい」
リチャードは上官へ頷くと、顔つきを険しいものにした。
「ですが、まだ終わっていません。戦闘はまだ続いております」
「ええ、分かってるわ」
ホレイシアはそう答えると、正面をむいて海図台へと目をやった。
「目標を追撃する。ジェシー、面舵いっぱい!」
時刻は一八二一時のことであった。
帝国軍の重巡がとった以後の行動は、消極的という一語に尽きた。〈リヴィングストン〉が舵を転じて追撃を開始すると、二基の後部主砲から盛んに火を噴きながら逃走する。三分ほどすると、今度は南東に変針した。
ホレイシアはこの動きに対し、左右に舵をとらせて砲撃を避けつつ、東に変針して敵の様子をうかがう。
一八三八時に敵重巡はふたたび北上を開始したが、〈リヴィングストン〉の偽装雷撃によってまたしても、その舳先を南東へ向けることとなった。しばらくすると砲撃すら停止し、目標はホレイシア達からみるみる内に離れていく。一八五〇時を過ぎた頃のことだ。
この時点においても、〈リヴィングストン〉はいまだ戦闘可能な状態を維持している。敵の主砲弾がいちど船体に命中したが、運よく不発弾だったこともあり損害は比較的軽微であった。西方で敵駆逐艦群と交戦中のローレンスからも、「当方依然として健在なり」との報告が届いている。至近弾による浸水や、被弾による死傷者の発生、そして疲労……。ダメージは少しずつ蓄積されているが、〈リヴィングストン〉乗組員はまったく士気が衰えていない。
砲戦がやみ、静寂と暗闇に包まれた洋上で艦は走り続けた。
「レーダー室より報告」
一九〇〇時。突如として、真っ暗な艦橋に電話員の声が響きわたった。
「敵重巡が変針、南西へ向かいつつある模様。現在位置は本艦からみて南東、距離おおよそ八海里」
座席に腰かけるホレイシアが、報告を聞いて副長に尋ねる。
「西回りのコースで、私たちの後方をすり抜けるつもりかしら?」
「おそらくは」
リチャードが頷くと、ホレイシアは南へ針路を転じるよう指示した。〈リヴィングストン〉が船体を傾けはじめてから、彼女はふたたび質問をする。
「副長、帝国製レーダーの性能は?」
「探知対象が小型艦の場合、有効範囲は八海里だったはずです。こちらの位置と動きは、あちらも把握していると考えるべきでしょう」
「分かったわ」
だがしばらくの間、敵重巡はなんの反応も示さなかった。砲声を発することなく、ひたすら〈リヴィングストン〉から距離をとろうと南西に走り続ける。目標の動きが変化したのは、一九〇六時のことであった。
「敵重巡、左舷へ変針しつつあります」
「こちらに来るつもりかしら」
ホレイシアはそう呟くと、海図台のそばにいる航海長と水雷長へ視線をむけた。
「ジェシー、エリカ、偽装雷撃に備えて」
「はい」
「了解です」
〈リヴィングストン〉は洋上を、敵重巡めがけて駆け抜けていった。レーダー室からの続報によると、こちらへ針路を向けてまっすぐ進みだしたらしい。
そのうちに目標は照明弾を発射し、ただちに主砲による攻撃を開始した。見張り員が発砲炎を視認して、一〇秒ほどで空気を引き裂く音が艦橋に聞こえてくる。直後に轟音を鳴り響かせて、左舷側二〇〇メートルの位置で次々に水柱が立ちのぼった。
「目標との距離は?」
ホレイシアの質問に、見張り員が少し間をおいて答えた。
「現在、約六海里です」
「早いわね」
彼女は濡れた顔を手で拭いながら、小さくそう呟いた。敵が北に変針して二分しか経っていないが、彼我の間隔はその時とくらべて二海里ほど狭まっている。互いに向かい合い、全速力で距離を詰めているためだ。
まもなく、砲術長から主砲発射の許可を求める連絡がとどいた。ホレイシアが承諾するとすぐに、艦首のほうで爆音とともに目の眩むような閃光が生じる。目標は正面に位置しているため、発砲したのは前部主砲だけであった。
「まるで決闘ね」
砲火による喧噪のなか、ホレイシアが小さく呟くのをリチャードは聞き逃さなかった。
(こんな時になにを暢気な)
彼は上官の言葉に若干あきれたが、少し考えてなるほどと頷いた。現状の展開はかつての騎士たちが好んだ、馬上槍試合のそれに近い。相手の懐に飛び込んで、決定的な一撃を加えるべく疾走しているのがまさにそれだ。
〈リヴィングストン〉は射撃を継続しつつ、敵重巡との距離を詰めていった。射角を確保できたため、そのうち後部主砲が撃ちはじめる。いっぽう、敵重巡は艦首にある二基の主砲塔だけが発砲していた。不思議なことに、射程距離にあるはずの副砲は動く様子をみせていない。照明弾の発射も、いつのまにか中止されていた。
「目標は一〇時方向、まもなく距離三海里!」
見張り員の報告を聞いて、リチャードは腕時計をちらりとみた。時計の針は現在、一九一三時を指し示している。帝国艦隊をレーダーで発見してから、もう一時間半ちかくになる。
まもなく、ホレイシアがシモンズ大尉に言いかける。
「ジェシー、そろそろ行くわ。距離三海里を切り次第……」
〈リヴィングストン〉が突如として、目のくらむような光を浴びたのはその時であった。
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