読ませていただきました。
う~ん。
結構、悲劇的なエンドというか。
個人的な趣味としては、なかなか読んでいてつらいものがありました。
ただ、ここまでの激しい二転三転の展開は、グイグイ先を読ませる力がありますね。
次々と敵が切り替わるのに戦慄しました。
クローンにしろ、人格のコピーにしろ、或いは人造の人間(アンドロイド)にしろ。難しい問題ですね。
人のエゴの重なりあった世界を見事に描いていたと思います。
作者からの返信
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました<(_ _)>
悲劇的……そうですね、こればっかりは『岩井がそういう趣味の変態だから』としか申し上げようがありません(汗)
『人のエゴ』を明瞭にするのであれば、キョウくんももうちょっと苦労してもらった方が……って余計悲劇的ですね(おい
『読ませる力があった』とのお言葉、誠に光栄です。
ただ、毎回こんなエンドを書いているわけではありませんので、もし(万が一)『岩井の野郎、他に何を書いてるんだ? たまにはハッピーエンドを見せろ!』という場合は近況ノートに一言いただければと。
宣伝臭くて申し訳ありません。重ね重ね、御礼申し上げます。ありがとうございました!(^^)
大切なものを失ったキョウが、コッドのように狂ってしまわず正気を保っていられたのは、ユウがいたからこそなんですよね。
ユウのための戦いでありながら、キョウ自身のためでもあった。
悲劇の末にキョウが生み出した新たな命「ユミ」が、また彼を生かす。
いつの日か真に自分のために幸せな道を歩んでいければと、願わずにはいられません。
緊迫感と絶望が漂う中、最後に少しだけ見えた希望。
とても読み応えのある物語でした。