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捜査編⑭――憎悪の果てに」への応援コメント


  • 編集済

    ・タイリクオオカミとアミメキリンそれぞれの特性を活かした推理に、ヘラジカといったキャラの掘り下げが面白かったです。
     カフェで繰り広げられる予想以上に見えて来ない容疑者と犯行に悩まされます、拙いですが思い付いた推理をあげてみます(他に思い付いたら追加します)。

    ■推理①
    犯人は全員、つまり狂言説。
    全員が共犯者なら不可解な状況は全て説明可能。
    動機はアメリカビーバーなりの、タイリクオオカミとアミメキリンに対する仕返し。
    前回の事件で寝込む程丹精込めて作ったセルリアン人形が壊されたと知り、意趣返しとして木像壊しの犯人捜しに巻き込んだ。
    煙に巻くような証拠の残し方や、犯人が見付からないせいで疑心暗鬼する構造は、二人に悔しい想いをさせる為(自分で書いてて陰湿過ぎるので可能性は低いか)。

    ■推理②
    ショウジョウトキが見たというツチノコについて。
    ツチノコを陥れる為のショウジョウトキの嘘なら、所在不明で疑っていたスナネコを言う筈。
    逆にツチノコが外に出てないと嘘を吐いたのは、こっそりビーバー組に会おうとしていたのではないか(なので隠し扉がないと口裏を合わせた)。
    トキ組がいたのは元々ビーバー組の部屋。ツチノコは交換してると知らなかったので見付かり、慌ててシャワー室のタオルを使って誤魔化したとか。

    ■推理③
    設計図の棚でアミメキリンが見た“それ”は、麓の発着場で見付けた像の破片説(他に思い当たる小道具が思い付かない)。
    破片が重要な手掛かりと成るとすると、そもそも木像を壊したのはその特別な破片を紛れ込ませる為だったとか(木を隠すなら森の中理論)。

    ■推理④
    ヘラジカに気付かれず木像を壊す方法。
    音を立てず木像を運び出した後、予め用意した破片をばら撒いてから何かしらの方法で音を鳴らして、あたかも壊したかのように見せ掛けたとか(原型が分からない程壊れてたらしいし)。

    ■推理⑤
    ラッキービーストが多い理由。
    そもそも数が増減するということはゴンドラを使ってる張本人? そうでなくてもカフェまでの秘密の直通ルートがある可能性(犯人はそれを使って麓とカフェを行き来している?)。

    ■推理⑥
    アミメキリンが再現しても手掛かりが出なかった設計図を、プレーリーが見せたがらなかったのは、匂いなどを嗅がれる方が問題だったからとか。
    (追記:5/10)
    ■推理⑦
    最初に宿泊施設に入った際あった足跡はツチノコの物。
    足跡は小さめで四角く角張っていたが、捜査編12で下駄を履いている(なので足跡が異なる)と言及があったツチノコなら当てはまる。

    作者からの返信

    返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした…。

    コメントありがとうございます!! そしてこんな立派な推理まで……とても感激です…。
    それぞれの特性を生かして、【二人そろって名探偵】というテーマを目指して執筆をさせていただいておりましたので、そうおっしゃっていただけるととてもとても嬉しいです!

    真相については、ここではあまり多くを語ることはできませんが、いくつか鋭い推理をされてますので、内心とてもハラハラドキドキしております…。

    図書記架さんのご期待に添えられるような真相を発表できるよう、頑張って執筆に臨ませていただきます!