青春の群像(第4部)3 ソ連大使館をでてエジプト大使館に行き大使に面会をもとめて、イスラエルの侵攻を止める方法を言うと、何と、米国とソ連が承知したのですかと言って、わが国は紛争


青春の群像(第4部)3


ソ連大使館をでてエジプト大使館に行き大使に面会をもとめて、イスラエルの侵攻を止める方法を言うと、何と、米国とソ連が承知したのですかと言って、わが国は紛争をこのんでは、

いませんが、イスラエルが侵攻するなら徹底交戦するのみですと言うので、単独でイスラエルにはエジプト軍は対抗できませんと言うと、シリアが参戦しますよと言うので、両国の、

軍事力でも無理ですよと言うと、


その提案を受けるしかないのですねと言うので、国境に展開している4個師団はイスラエルの侵攻がはじまったら、直ちに撤退するのです、決して戦ってはいけません、イスラエル軍を、

砂漠に孤立させる為の囮だと言う事は徹底してくださいと言うと、わかりました、大統領から国防大臣に命令するようにいいましょう、この地図は差し上げます、攻撃は夜間に低空を、

飛行してレーダにかからないようにします、


この座標点は正確ですから失敗する事はありません、二機の攻撃機で十分です、燃料、弾薬に引火すれば総て灰になります、但し成功すると無用に相手を攻撃したくなりますが、追い、

払うだけにして、本格的な攻撃は自重して、ソ連、米国のイスラエルへの斡旋をまってください、これを破るとイスラエルも徹底抗戦に走り、停戦はできなくなりますと言うと、わか、

りましたと大使が言ったのです、


エジプト大使館を出て外務省に戻り、後は10隻のタンカーの手配だと言うと、手分けして現在の石油会社のタンカーの所在を確めてと言って、電話をすると、積出港にいるのは3隻で、

現地に4隻が向かっており、4隻は日本に向け航行中と事でり、国内に4隻が停泊していると言う事なので、事情を話し直ぐに現地に向かわせて、現地で石油を満載して総ての船を待機、

させるようにして、


侵攻の3日前に指示するので直ちに日本に航行するように依頼したのです、久保局長の所にいき総ての経過を話すと、さすがわ真一君だ、後は侵攻の日時を知る事だなと言ったのです、

今の所7隻は現地に待機させられますが、後の4隻が行き着くまで侵攻が始まらなければいいんですがと言うと、7隻でも35万トンだ十分安心の材料になるよと言ったのです、部屋に、

戻り、


みんなご苦労さん後は連絡待ちとマスコミだなと言うと、美樹が先輩がTBSのニュースキヤスターをやっているわと言うので、そうか、情報の出ところは言わない条件にしてイスラエル、

の侵攻が近い事と、石油製品の高騰の情報をリークしようと言うと、まかしておいてと言って、電話をしていましたが、今から取材に来るそうですと言うので、よし面白おかしくリーク、

しょうと言ったのです、


暫くしてキャスターが来たと言うので、美樹は出ない方がいい、後で文句言われたら自分も本当だと思ったと言い訳すればいいよと言うと、大丈夫よあの番組は結構いい加減な事も言って、

いますよと言ったのです、会議室に行くと、キヤスターの西本ですと名刺を出すので、補佐官の村上だが何が知りたいのかなと聞くと、イスラエルがどこかに侵攻するのではと言う噂です、

がと聞くので、


間違いなくエジプトですよと言うと、日本への影響はと聞くので、多分イスラエルは空軍力が圧倒的に優位なので、ホルムズ海峡を封鎖するでしょう、そうなると日本への石油輸送が止る、

ことになり、石油製品が高騰するでしょう、トイレットペーパーは石油から殆んど作られています、石油が燃料その他に割り当てられると、トイレットペーパーの生産が減り、極端な品、

不足になるおそれがあります、


まあ、紛争はすぐに収まると思います、トイレットペーパーがないなら、他の紙を代用品に使えばいいですが、新聞紙だとお尻に新聞の印刷が付くかもしれませんと言うと、大きいのは、

それでいいでしょうが、女性は小さいのをどうやって拭けばと言うので、トイレにシャワーのホースを用意しておいて洗い流すのはどうですかと言うと、なんか恥ずかしいですねと言う、

ので膀胱炎になるよりましですよと言ったのです、


石油から作られるものはと聞くので、燃料、プラスチック、紙、ビニール、ポリエステル、ゴムの他沢山ありますよ、元々木ですから分解すれば多くの物が作れるのです、食料は作れませ、

んけどと言ったのです、この位でいいですかと言うと、わかりました、ありがとう御座いましたと言うので、取材を終ったのです、部屋に戻ると、何を言ったのですかと美樹が聞くので、

番組をみれば面白いと思うよと笑ったのです、


モハメドから美樹に電話がかかって来て、シリアがゴラン高原に軍を動員したそうだ、イスラエルは二面作戦を行うらしい、陸軍の主力はエジプト侵攻に回し、ゴラン高原は航空機により、

叩く作戦だそうだ、まだ外出禁止令は出ていないと言う事だと言ったのです、美樹がその旨を真一に言うと、やはりシリアも参戦すはるのか、ならばエジプト侵攻には航空機は回せない、

なと言ったのです、


イスラエル、エジプト、シリア、バーレーンの日本大使館に24時間体制で情報を知らせるように指示して、こちらも暫くは泊り込みとなる、仮眠室を予約して頂戴、特命係りも動員しょう、

6人でペアを組み、交代で待機するようにしょう、これから警視庁により話をしてこさせるので、山上さんが後の段取りをして、僕はいつもの通りに店に出るので、何かあれば連絡をと、

言うと、


美樹が了解しましたと言うので、外務省を出て警視庁に向い捜査一課に顔を出し、管理官と課長に事情をはなすと、わかりました、又大変なミッションですねと言ったのです、山本に、

話をすると、今から4人で外務省に詰めますと言うと出かけていったのです、真一は一旦アパートに帰り、銭湯に行き汗を流して夕食を食べる為に定食屋に行ったのです、小百合に東大、

の入学式はと聞くと、


5日なのと言うので両親は来るのと聞くと、お母さんが来てくれるそうなのと言うので、そうか、みんな大喜びしているだろうと言って、紙袋を渡し、この中に300万入っている、自由に、

使ってと言うと、そんなお金貰えませんと言うので、奨学金として貸すんだよ、卒業して就職したら少しずつ返せばいいよと言うと、ありがとう、凄く助かるわと言うので、これだけ、

あれば、


他でバイトしなくて済むだろう、この店の看板娘がいなくなるとお客ががっかりするからねと言うと、叔母さんが良かったねと小百合に言ったのです、テレビで6時のニュースをやって、

おり、取材に来たキャスターが今日は中東の情勢の特集をお送りしますと言って、軍事評論家を招いて、イスラエルはエジプトに侵攻すると言う情報ですがそうなると、海峡が封鎖され、

て日本への石油がストップするそうですがと聞くと、


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