人が悲しみを乗り越えるためには、まず、自分が感じている感情をありのままに受け止めることが必要なのでしょうね。理屈や正論で、心を抑えつけることは、傷を長引かせるだけなのかも……。
香澄の思いを知ることで、二人の間の溝あるいは壁が取り除かれて、今度こそ本当に互いを慰めあえることを願っています。手遅れになる前に……!
作者からの返信
はとりさま
こんばんは、月影 夏樹です。丁寧な応援コメントありがとうございます。
相手を許すことはもちろんなのですが、それと同時に自分自身の気持ちもしっかりと理解することが大切だと思います。喜怒哀楽の感情は「心理学」を学ぶだけで解決出来るほど単純ではなく、むしろ香澄やエリーのような優しくて頭の良い人ほど、こういった問題に直面すると泥沼にはまりやすいのかもしれませんね。
そういった点を考慮すると、今回エリーがケビンとフローラに助けを求めたのはまさに絶妙のタイミングだったと思います。今のエリーなら以前ように一人苦しむのではなく、トムのことで苦悩し続ける香澄の支えになってくれるでしょう♪
今後とも応援よろしくお願い致します。
香澄さんの日々の努力が、ここでやっと報われるのですね☆
誤解がとけて良かった……。
作者からの返信
銀鏡 怜尚さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
第2章の中盤~後半に差し掛かる場面において、エリーにやっと香澄の想いが届いた瞬間ですね。今回エリーが親友で同年代の香澄やジェニーではなく、彼女たちをよく知る大人のケビンとフローラに相談したからこそ、上手にわだかまりを解くことが出来ました。
エリーの「追い詰められながらも、自分の弱さを認める勇気」・ケビンとフローラの「相手の気持ちを否定せず、真正面から受け止める広い心」・そして数年前に香澄が書き記した「トムのカルテ(香澄のカウンセリングレポート)」・これらを上手に切り出したからこそ、エリーはもう一度香澄を信じてみようという気持ちになることが出来たのだと思います♪
今後とも応援よろしくお願い致します。
エリノアの香澄に対する誤解が解けたのは良かったですが、その一方で香澄はすでに夢遊病を発症するほど思い悩み、ついにいなくなってしまったところですからね……。
香澄が無事に見つかって、エリノアの心からの謝罪の気持ちが香澄に届きますように。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
ケビンとフローラの説得によって、エリノアは香澄と和解することを決心します。ですがその決断が遅かったためにエリノアは拒食症を発症し、香澄は夢遊病と過食症になってしまいました。ですが最悪の結果はまだ迎えていないので、お互いのためにもここは二人のいち早い再会を祈るばかりです。
今後とも応援よろしくお願い致します。