先日の感想はぶっきらぼう過ぎたと今になって反省しております、すみません。
補足説明ですが、「長い」と感じたのは、嫌なキャラクターとのシーンによって長く感じるという意味です。
香澄とトーマスの回想も丁寧に描写され、微笑ましいシーンも多くて良いのですが、やはり死亡しているキャラクターなので「これから」がなく、生きているエリノアの方が重要に思えるのです。
しかし、助けるべきエリノアを少し嫌な女として描写しすぎかと思います。
気持ちはわかりますが、悪いと思っていても感情が制御できずに暴力・暴言をしてしまうのは、トラウマよりも幼稚性の方が印象としては強いです。
果たして彼女は救う価値があるのか?
まるでDV男に延々と奉仕し続けるような苦痛なシーンに思えます(しかも相手の態度・関係は好転どころか悪化する一方)。
拙い文章ですが、参考になって貰えれば幸いです。
作者からの返信
山崎 樹さま
こんにちは、月影 夏樹です。丁寧な応援コメントありがとうございます。
私の方こそしっかりと作品に目を通していただき、とても嬉しいです。突然の訃報を聞いたことで取り乱すエリノアの気持ちを表現したかったのですが、確かに仰る通り少し子供じみた行動が多いと思います。感情が抑えられなくなった時の言動や行動についての線引きが難しいと、ご指摘を受けて改めて実感致しました。
そこで物語に大きな変更があるわけではありませんが、香澄とエリノアが口論となる場面について、彼女たちの言いまわしを少しソフトな表現に変更致しました。一番の変更点としましては、下記の通りです。
(旧) エリノアが香澄の頬を叩く・「人殺し」という暴言を吐く
(新) 感情に支配されそうになりながらも、一歩寸前のところで暴力に訴える(エリノアが香澄の頬を叩く)・暴言(香澄を「人殺し」と呼ぶ)を吐く場面を削除。
完全というわけではございませんが、エリノアに対する不快感が少しは解消されたのではないかと思います。また上記以外にも何か違和感を覚えたなどございましたら、いつでもご連絡ください。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
ジェニファーはエリノアとついさっきすれ違ったかもしれないことが気になって、皆のところに戻っても上の空状態の会話になってしまいましたね。エリノアを見かけたかもしれないことを誰にも伝えられないのは歯がゆかったでしょうね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
少し前にエリノアらしき若い女性とすれ違ったジェニファーですが、彼女であることを正式に確認したわけではございません。もしかしたら人違いかもしれない……そんな可能性があるからこそ、ジェニファーは本当のことが言えなかったのだと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。