当時は語られることのなかった香澄ちゃんの心理が書かれており、なるほどと思ってしまいます。皆の前では平然と振舞っていても、やはり本音の部分は深く傷ついていたんですね。
過去の出来事を振り返るという意味はもちろんのこと、香澄ちゃんの心の変化がしっかりと読み取れるのも良いですね。
作者からの返信
麻宮 礼司さま
こんにちは、月影 夏樹です。温かい応援コメントありがとうございます。
人前では伝えにくいことも日記なら気軽に本音を書き残せるのではないかと思い、このような形でお話を展開してみました。日記には過去を振り返るというだけでなく、書いた本人の気持ちをも知ることが出来る、人の内面や心をテーマにした本作に合っていると私は思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
謝罪するというより、誤解を解くことが大事だと思うのですが、その前にエリーの怒りを鎮めるためにどうすればいいかわからず、途方に暮れているだけでなく、不安と恐怖ばかりがよぎってしまうのですから、香澄はとても苦しく辛い心境だと思いました。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
トムとエリーが親しい関係にあることは香澄にとって想定外でしたので、まずは彼女の怒りを鎮めることを優先したのでしょう。しかしその解決方法を模索するものの答えが出ないため、香澄の心の傷もより一層深くなってしまいます。
今後とも応援よろしくお願い致します。