第16話 SSとか書いている話
毎度毎度、ご無沙汰している政宗あきらですこんばんわ。
コロナ禍は衰えを知らず、晩夏の暑さはいよいよ盛ん。皆さまは変わりなくお過ごしでしょうか。
私は数か月に渡り在宅ワークな日々を過ごしており、そろそろ街にも出てみたい今日この頃です。まぁ、日々の感染者数推移を見て諦めるのでありますが。
さておき。
長編の方が遅々として進まぬ一方、短編の方は筆も進み、二週間に一作のペースでカクヨムに公開している昨今です。SS、と書いたのはショートストーリーという意味合いでした。ここでは短編と同じ意味合いで用いています。
小説仲間たちにお題をいただいて、皆でアレコレ作品を持ち寄る感じで書いています。落語でいう三題噺と申しますか、ランダムな三つの単語を元に話を作るというものですね。気分はちょっとした筋トレです。小説の筋トレ、フィジカルトレーニング。
元来、私は非常に筆の遅いタチでして、二週間に一回のペースで書くなんて無理じゃね? とは思いつつ何とかかんとか唸りながら続いています。納得いくものもあれば、そうで無いものもあるけれど、短い一つの物語を作り続けるのは中々に勉強になります。
書き始めた最初の頃、気づいた点が一つ。
それは『オチをつけるの苦手』という事。
オチを考えてから書くのが苦手、とでも申しましょうか、オチを考えようと思うけれど全然思い浮かばない。仕方がないので勢いままに書き始め、四苦八苦して終わりをつけること数多く。
同じく小説を書いている友人に相談してみるに、この『物語の作り方』は人によって色々な特徴がある様子でした。
例えばある方は、オチが最初に浮かんでゴールに向かって書き進めていく。
他のある方は、キャラクターに会話をさせている内に物語が進めていく。
またある方は、簡単な道筋を作ってから物語を書いていく。
私はどうなのかな、と考えてはみたもののイマイチ分からず、取りあえず書くしかないという事でチャレンジを重ねて来ました。んで、気付いたのが上述の話。
オチを決めて書く、というのがどうにも苦手、というか出来ない。ある意味、オチをしっかり着ける訓練くらいのつもりで書き始めたSS達。結論、オチから考えても進まないな、書いている内に閃くだろうという手法(?)がマイブームです。
あと、自分でも面白いなと思った発見が、同じ書き方をしたくないという気持ちが強いことでした。毎回違う書き方をしたいと思って、なにか新しいやり方はないかと試行錯誤するのが面白いのです。
これまで書いたSSを挙げるとこんな感じ。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894868091
◆焼酎・幕・麦茶(エッセイ風味)
◆光・街灯・コイン(ブラックコメディ)
◆月・悪魔・万年筆(書簡体小説)
◆掃除・猫・ゴミ箱(会話劇)
◆破天荒・御令嬢・箱入り娘(Wiki小説)
◆文庫・電車・コースター(クランチ文体)
以上、ダイレクトマーケティング失礼しました。
改めて感じるのですが、物語の中身もそうですし、私は表現の仕方にどうも拘りがある様に思います。
同じような作品は作りたくない。
同じ人が書いたと思われたくない。
そんな、変な拘りじみたもの。
とは言え、いつまでも遊んでばかりもいられぬ。
書きたい、書かなきゃと思っている長編ネタはまだまだあるワケでして、それ以前に退かずのアリスどうするんだって言う胸の痛い話もあり、はい、頑張ります。頑張るのです。
実はいま、ひっそり書き進めている長編がありまして……それが落ち着いたら、と心に決めて。
そんな感じで最近を振り返るWeb小説素人日記。
皆さまお元気で。またお会いしましょう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます