◆エンディング3◆少年の未来
アルマ:最後に街を去るシーンをやりたいです。
GM:OK。
アルマ:仕立て屋を後にしてからそれほど時間は経っていない。まだ夜の中、ラグナの背に乗って空を飛んでいます。もちろん、燕尾服から着替えたり、おそらくセットした頭を元に戻したりして普段の恰好に戻っている。
GM:夜風が少し肌寒いですかね。
アルマ:「あーまあ色々あったけど楽しかったな……理不尽なことも多かったけど」
GM:前向き。
アルマ:「次はどんな冒険が待ってるかな」
GM:ハム太郎(笑)
アルマ:「てかお金もなくなっちゃったし、何か作戦を考えないとな」
GM:ラグナが吠えて答える感じかな。
アルマ:「そうだな! なんとかなるよな! そうときまれば次の街へゴーだ!」
GM:というか、あのお金無くなったの?
アルマ:うん、実は……。
晩餐会の日の夕方、アルマがスラム街で出会った少年は、冒険者になりたいという夢を楽しそうに語っていた。
夜の闇の中、その少年の家のすぐ傍には、10万G分はあろうかという冒険者に必要な装備や道具類、ポーション等が山のように置かれていたのだった。
GM:って買い占めかよ!?
アルマ:ほら、ポーション欲しがってたし。
GM:無事に活用されるといいわね。
アルマ:そうだね。
GM:現金を直に渡さない優しさよ~と言いつつ、10万G分だとポーションだけでも使い切れない気もするけど(笑)
翌朝。
とても家とは呼べない居住地から出て、いつものように物資を調達しようとしていた少年が見つけたものは、新しい世界の入口。
「な、なんだこれ、すげえ! 冒険に使う道具がこんなに! か、かあちゃーんこれ見てよぉおお!」
アリアンロッドRPG2E・リプレイ 『アウトライン』 ― 黒白の善悪 ―
― 完 ―
アリアンロッドRPG2E・リプレイ 『アウトライン』 かんさTRPG支部 @kansa_trpg
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