お疲れ様です!紅月さま。いつも楽しく拝読しています。
公衆浴場――私達の世界のヨーロッパでは入浴の習慣は古代ローマで盛んに行われていたのが有名ですね。
漫画テルマエ・ロマエ(ローマの風呂)でもテーマでした。
入浴は体を清潔にする、健康にいいなど、公衆衛生上とても大事なことです(ローマのそれは、遊技場や食堂を含めた今でいうスーパー銭湯ですが)が、不純異性交遊、売春の温床にもなります。ローマ皇帝は風紀の乱れを理由に男女の混浴を禁止したりしてますしね。
日本の銭湯も同じで、湯女は幕府非公認で性のサービスも提供していました。
よく言えばおおらかだったんですね~
ローマの風呂文化がゲルマンに引き継がれず廃れたのは、やはりキリスト教の影響です。まあ、全く入浴しなかった訳じゃなかったようですし、湯に浸かる風呂ではなく蒸気で汗と汚れを落とすサウナ文化が元からあったようなので、一般に言われるほど不潔ではなかったようです。――それでも、香水で体臭を誤魔化さなければならないほど臭かったようですが……
駄文が過ぎました。
この世界の貴族にも入浴の習慣は普通にあるようですね。庶民の入浴習慣は中近世ヨーロッパの庶民に準じているのでしょうか。
それはよしとして、口頭での説明だけで庶民の入浴に理解を示す令嬢はいい意味で貴族の型にはまらない、非凡な人物なんでしょう。
面白かったです。
そろそろ詐術の才とか扇動の才とかとれそうだな