お疲れ様です!紅月さま。榎原です。
0−1 ありふれた悪夢拝読しました。
主人公の低い自己評価と人間不審の原因となったエピソードですね。
パーティーを騙して『仲間』と闇討ちするのですが、簡単に蘇生してしまうこの世界では「全員殺せば訴えるやつなんて居ない。死人に口なしだせ! がはは」的な鎌倉武士マインドが通用しないので、騙し殺すのも一苦労。その慎重さと能力を別な方向で生かせば、このリーダーは冒険者として(そうでなくても)もっと活躍できそうですが
……手っ取り早く稼ぎたい人間は何処にでもいるもので。
それにしても、死亡して蘇生したとして、前の死体はそこに残るのですね?(賊が死んだ女冒険者を死姦しようとしていたようですが)
下手したら自分の死体にご対面なんてトラウマもあり得ると……嫌だなぁ
面白かったです。
作者からの返信
榎原様、いつもコメント頂きありがとうございます。
仰る通り、この世界における主人公の言動を大きく帰る事になる——事態を解決して大団円とならない展開に加え、人の悪意に踏み込むお話でしたので、1話より前に持って来るのは憚られた第0話です。
この世界は『死人に口無し』が有り得ない反面、『蘇生がある以上、まず裏切りはない』そんな心理が、逆に裏を付かれる隙になっている訳ですね。
死から蘇生までの間には蘇生の奇跡が『代行されるまでの時間』というラグが存在し、それに伴い死体もある程度の時間その場に残り続けます。
この辺りの事情は別段告知されている訳ではありませんが、死を日常的に有り得る物と捉えている者達にとっては、経験則的に知られている事です。
主人公は死の事情に付いて興味を持ち調べているので、単純に描写不足ですね。何らかの追記を行ないたいと思います。
ご指摘ありがとうございます。
火達磨になったとなってるけど盗賊たちは死ななかったんですか?
死んだら蘇生で捕まって一人づつ別々に真実を吐くまで拷問されそうだけど。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
盗賊も、リーダーも、火では死んでいません。
死体を焼く為の火に、『近過ぎて巻き込まれた』だけに過ぎないので、消化は間に合った模様です。
そして、死んでいた所で近場の教会を蘇生地点とするほど迂闊ではないでしょうね。言動は猿の様な賊達ですが、計画性を持った犯行を見事実行しておりますので、それなりの下準備はしている模様。
なお、主人公が燃やす対象を賊達ではなく死体にした理由は単純で、取り囲むなどして動きを封じている訳でもない相手を燃やすのは困難と判断したからですね。
ギルド会社を→ギルドが医者を
作者からの返信
誤字の指摘、ありがとうございます。