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お疲れ様です!
御作の最新話、拝読しました。
辺境伯が動くとは、先の貴族、かなりの上級貴族だったようですね。伯爵かな?
辺境伯……この世界の辺境伯が国王と比べてどれ程偉いかはなかなか想像できませんが、我々の世界の辺境伯で考えれば、まあその地方の最高権力者、日本で言えば譜代の大名クラスでしょうか。
そんなSSRクラスのVIPから『本人の署名つき召還状』『貴族待遇の馬車によるお出迎え』『踊り子&娼婦&護衛つき』『辺境伯令嬢が直々に迎えに来る』『同行者についても無制限』と国王並みの待遇で呼ばれるなんて、あとが怖すぎる!
主人公は辺境伯が敵かわからないと言ってます。本物の娘……自分の血族は貴族にとって最大のウイークポイント。それを寄越すなんて、言わば、お腹を見せて降参している犬みたいなものです。
だからこそ主人公は警戒しているのでしょう。もし、道中主人公が辺境伯令嬢に無礼を働けば……あわよくば、なんて考えているのかもしれません。
……ただ、件の令嬢は馬車が定員オーバーで外に追い出された模様。辺境伯令嬢って何だろう。
お嬢様がかなりのお転婆で、主人公の顔を見たいと駄々をこね、辺境伯がかなりの親バカだったなら……ただのギャグになってしまいますね。
さて、真相は如何に。
ところで、この令嬢、立場や重要性に関わらず名無しのモブと同じ扱いなんですが、そんなに重要なキャラじゃないんでしょうか?
主人公が覚えるつもりがない、眼中にないということの表現なんでしょうが……
楽しかったです!
続きを楽しみにしています!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
辺境伯爵はご指摘の通り、大貴族も大貴族。
この世界でも、この地方の最高権力者です。
今回、彼が統治する領の近隣の領にて国内貴族の威信を脅かす事件が起きたことで、彼の人物はその責任を問われる非常に微妙な立場にあります。
影響力が大きい分、責任を問われる範囲も大きい訳ですね。政敵も多く、この失態(という評価)は小さく無い隙となりました。
加えて近場の領主貴族となると、非常時には彼の手札の1つでもあります。それを失った彼は、果たしてどう動くのでしょうか。
なお、伯爵嬢(と主人公が読んでいる女性)が外に追い出されていたのは、「家主が招いた客」と「家の娘」のパワーバランスの結果です。
辺境伯領の首都は~
大阪府の首都は~と書かれているようなもの
領都とすべきかと