(過激描写注意)一時帰投

「さて、一度帰らせてもらったわ。ネーゼ殿下、いらっしゃいますか?」

「何でしょうか? って、あら……ララ」

 ヴァイスがネーゼを呼びつける。

 そこでネーゼが見たのは、末妹のララの姿であった。

「ネーゼ姉様!」

「久しぶりね、ララ。随分と活躍したそうじゃない」

「ええ、お陰様で。マユ姉様にもよくしていただきました♪」

「うふふ、それは良かったわ。そうだ、一緒にお風呂に入らない?」

「っ……お風呂、ですか……(入りたい入りたい入りたい、けれど入ったらネーゼ姉様の特大級のおっぱいを見せつけられる、ああどうしよう……!)」


     *


「では、わたくしはこれで」

 悩むララの姿を尻目に、ヴァイスは戦場へと舞い戻った。


 その30分後、風呂場で屈辱の叫びを上げるララの声が、一軒家から聞こえてきたという……。



作者からの追伸


 はい、さっそくイジらせていただきました、ララ様。

 勿論このような「つなぎ」だけで出番終了、という訳ではございませんのでご安心ください。クライマックスで盛大に活躍していただきます。


 ところで……どうしてララ様は、ブランシュとすれ違う度にブランシュのお尻をひっぱたくのでしょうか? 変態ですねぇ。


---


ブランシュ

「まったくもう、叔母様ったら。ひっぱたかれる度に、騎士様にもらわなくてはいけませんわ。毎日毎日、わたくしと言えども大変なのですよ? うふふ❤」


ブレイバ

「いい加減腎虚になりそうだよ。まあ姫様の為なら、例え火の中水の中(清々しい表情で)」


---


 ほら。

 ブランシュが何かに目覚めてしまったではありませんか。

 この変態皇女殿下――(何者かの投石が頭部に命中後、貫通)


(中継が途絶える)


 あらあら。またまた、ララ様の逆鱗に触れちゃいましたね、あちらの世界の私。

 では、今回はここまで!

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