(機体情報更新)ダイバリオン(ハドロン改二)

ダイバリオン...Dibaryon

(またはハドロン改二...Hadron_Custommodel_Second)


 頭頂高:11.7m

  全高:12.5m

  重量:30.0t(全兵装の装備時)

装甲材質:カーボナード(ダイヤモンドの亜種)/ 抗ビーム電離層 / 超高張力金属(積層構造)

 動力源:ハドロン改搭載動力(詳細不明)/ 昇竜搭載動力(詳細不明)/ 動力増幅用宝石(補助動力)

 機体タイプ:戦闘型

新旧比較:新型機(改修型)



 概要


 “DDD”と称される機体「ハドロン改」をこれでもかと言う程にカスタマイズした、遠山玲香(この戦場においては複写体クローン)専用の機体。

 生体認証システムを搭載しているため、遠山玲香(オリジナルかクローンかは不問)以外には操縦不能。


 今回の戦場に合わせてカスタマイズした為、“宇宙用”から“地上用(&空中用)”に仕様が完全変更されている(ただしその気になれば、本機での宇宙戦は。宇宙用装備はオミットしていない為)。

 その為、飛行時の旋回性能と地上での機動力を大幅に上方修正されている。


 また、背面の巨大なブースターは「チェルノブ」によって小型化し、数は4つに増えた。これが旋回性能を改善した理由の一つである。

 翼状のブースター固定装置に固定されている。


 加えて主機関を「ハドロン改」と「昇竜」の二つ分用いているため、最高速度、膂力、握力なども向上している。

 かつ、ヴァイスが「チェルノブ」で錬成した宝石を用いての出力増強装置もあるため、出力に限って言えば「最高コンディションの龍野が搭乗したシュヴァルツリッター・ツヴァイにも劣らない」と言えるだろう。

 ただし代わりに胸部と胴体部が、ややごつくなってしまった(その為、外見は“筋肉モリモリマッチョマン”のイメージで概ね正解である)。


 本機のコクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である(パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため)。

 表面には、純銀製の厚みのある層が張り巡らされている(落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため)。

※別途記述の「シュヴァルツリッター」「シュヴァルツリッター・ツヴァイ」「ヴァイスリッター・アイン」「ヴァイスリッター・ツヴァイ」も、同様の構造である。


 ちなみにカラーリングは「ハドロン改」のままだが、青色に発光する部位が増加している。

 また、AIとはコクピット内で会話可能である。



 武装・装備


・実体剣×1


 全長7.5m、刃渡り6.0mの片手半剣バスタードソード

 片手でも両手でも扱える。

 刀身をカーボナードで強化しており、ヴァイスの能力によって靭性も向上しているため、そう簡単に折れなくなった。


・光剣×1


 グリップ部分1.5m、光刃部分8.5mの光剣。

 こちらも、片手でも両手でも扱える。

 普段は機体のスリットにマウントしてエネルギーを充填するが、ヴァイスの用意した宝石によって、エネルギー切れまでの時間が8.3倍に延長した。


・盾×1


 全高9.0m、装甲厚300mmの盾。

 ただし龍野の能力で、重量は片手で軽々と扱える程に軽量化されている。

 カーボナードを挟んだ積層構造(本体の装甲と同じ)なので、実弾もビームも、しばらくは跳ね返す。


・肩部高出力ビーム砲×2


 左右の肩に1門ずつマウントしている。

 増強出力補正で、威力そのものは巡洋艦級から戦艦級まで強化された。


 この武装は、2種類の攻撃方法を有する。

 一つは、ごく短いチャージ(0.11秒程度)で低威力(ただしDDDなら掠めただけで溶解する出力)のビームを連射する方法。

 もう一つは、長いチャージ(5秒~30秒)で高威力(戦艦であろうと、原型を残さず消失する威力である)なビームを、2門同時に発射して大型目標や直線状の広範囲攻撃を行う方法。


 上記の2つである。


・ブースター×4


 背面の翼状プレートに固定されたブースター。

 一つ一つがある程度可動するため、小回りが利く。

 最大速度は、4つ合わせてマッハ4.0(4,896km/時)。


※その他、龍野達が用意した追加兵装を装備する可能性がある。



作者からの追伸


 有原です。

 さあ、暗黒星雲様。「ハドロン改」の魔改造が終わりましたよ……フフフ。


 武装は明記されたもの以外は取り付けておりませんが、短時間の改造で性能が飛び抜けました。

 シュヴァルツリッター(ツヴァイではない)であれば、タメを張れますね。


 ただ、ハーゲン達あるいは武蔵と合流する予定ですので、どこまで活躍するかは不明瞭でございます。

 少なくとも、あのとは戦わせたいですがね。


 ちなみに「肩部高出力ビーム砲」の元ネタは、「ラフトクランズ」という機体の武装です。構造も同じ(設定)です。


 最後に一言。

 ダイバリオン(ハドロン改二)の顔つきは、シュヴァルツリッター・ツヴァイの顔つき(バイザーの奥にツインカメラアイ)と同じになっております。

 ヴァイスのこだわりは凄い!


 では、今回はここまで!

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