(機体情報更新)シュヴァルツリッター・ツヴァイ

シュヴァルツリッター・ツヴァイ...Schwarzritter_Zwei


 頭頂高:17.5m

  全高:18.5m

  重量:68.3t(全兵装の装備時)

装甲材質:カーボナード(ダイヤモンドの亜種)

 動力源:魔力 / 魔力増幅用宝石(補助動力)

 機体タイプ:戦闘型

新旧比較:新型機(改修型)



 概要


 黒色を基調とした色合いの機体。人型で、西洋の鎧騎士に似た外見である。


 龍野が“イメージと魔力で”操作する。

 アビオニクス(航空電子機器。本機は飛行可能なため、名称としては間違っていない)は存在しないが、魔術によって機体が制御されている。


 動力源となる魔力は、パイロット(龍野)の魔力量に依存する。

 ただし魔術師一人分の魔力の魔力では、(いくら膨大な魔力を有する龍野といえども)到底本機のシステム全体をまかないきれないため、増幅装置として宝石がコクピットや機体フレーム内に存在する。


 視界は外部カメラによる「全天周モニター」方式、または「網膜投影」方式を行う。

 「全天周モニター」方式は、『広域的に戦況を確保出来る』代わりに、『視界が集中しない(必要の無いものまで目に入ってしまう)』欠点がある。

 「網膜投影」方式は、『敵機に視界を集中出来る』代わりに、『見失ったときに探すのが困難になる』・『メインカメラを破壊されると(サブカメラの視界に切り替えるまでの)タイムラグが生じる』・『機体の首が連動して動き、敵に視線を悟られてしまう(デフォルト設定。調節すれば解除可能)』という欠点がある。

 上記二つは、パイロットが必要に応じて切り替える(プロローグ時点の龍野は、「網膜投影」方式を用いている)。

 なお、コクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である(パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため)。

 表面には、純銀製の厚みのある層が張り巡らされている(落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため)。

※別途記述の「ヴァイスリッター・アイン」「ヴァイスリッター・ツヴァイ」も、同様の構造となっている。


 機体のところどころに発光部位があり、オレンジの光を放射している。


 主兵装は大剣と大盾のみだが、剣先から発するビームや、魔力の拡散による広範囲攻撃を持つ。

 遠近共に隙の無いスペックであり、機動力も圧倒的に高い。


 またこの機体は、“騎士の腕(リッター・アーメ)”という腕を、背中に二本装備している。

 詳細は後述するが、移動の補正や小型の敵の拘束・破壊に用いる事が可能。各種銃火器を装備する事も同様に可能である。


 戦闘スタイルは龍野の戦い方に準じる。

 見方によっては、「龍野を巨大化した機体」とも言える。


 実は龍野の能力により、機体重量の調節が可能である。



 武装・装備


・大剣×2


 無骨な外見の大剣。全長14.1m、刃渡り11.5mである。

 刀身が肉厚なため、攻撃だけでなく防御にも使用可能である。

 更に剣先からビームを発することが出来るため、ランチャーとしても使用可能である。


・騎士の外套(リッター・マンテル)×1


 表裏両面ともに真紅のマント。伸縮自在で、機体全体を覆うことが可能。また再生能力を有する為、破れても短時間で元に戻る。

 後述の騎士の腕(リッター・アーメ)や各種武装の隠匿にも用いる。


・騎士の腕(リッター・アーメ)×2


 大盾を「チェルノブ」で錬成し、作成した補助腕。関節は四つ(基部あるいは背面直結部、基部補助部(基部から0.7m程度出た箇所)、肘相当部、手首相当部の四ヶ所)存在する。全長15m。

 後述のブースターの上に、左腕と右腕(の基部)が交互になるように配置されている(つまり左腕、右腕、左腕、右腕の並びとなる)。


 人間の腕とはかけ離れた可動範囲を有する。武器を装備して攻撃したり、または圧倒的な膂力と握力で至近距離の敵機を握り潰す事すら可能とする(ただし小型機に限る)。


 更に腕が最大45m(関節と関節の間3か所。つまり1か所につき15m)伸長する。

 これは奇襲として用いられる(なお、主腕は伸びない)。


・障壁

 機体全体を包み込むように発生する、魔力の障壁。

 あらゆる距離の攻撃を無効化するが、魔力か耐久度が限界を迎えると使用不可になる。

 しかし龍野の魔力は膨大であるため、そう簡単には突破不可能である。


・翼型ブースター×1


 背面に装備するブースター。

 飛翔時には魔法陣が展開される。

 最大速度はマッハ4.0(4,896km/時)だが、意外にも小回りが効く。


※なお、装備は追加される場合がある。

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